ROCKET SPIRITS 郡山HIPSHOT JAPAN

2023年10月で活動14周年を迎えたガールズバンドGacharic Spin(ガチャピン)．

2020年に開始し，コロナ禍での数度の中断を経て再開した47都道府県ツアー「ROCKET SPIRITS」の福島公演に行ってきましたの巻．

ライブ概要

今回のライブ概要です．

比較的ライブ回数が多い仙台と関東圏の間ということもあってか，数が限られる福島でのライブ．

ガチャピンとしてはこれまでの歴史の中で今回が4回目．

前回が4年前の2019年に開催されたガチャっ10 LIVEツアーで，その時はまさかのチョッパーボーカルで「最後のピース」が披露されたことが記憶に強く残っています(色んな意味で)．

その前年にも当時在籍していたパフォーマー1号のまいちゃんとチョッパーで「美女と野獣」を踊るという，これまた強く記憶に残る出来事もありました．

何かとチョッパー絡みで事件？が起きる土地，福島．

今回は何があるのか想像しつつ郡山へ．

今回は会場の都合か先行物販もなかったので，開場時間を目指して会場に．

入場して物販で最近販売が始まったメンバーのアクスタをゲット．

んがわいィｨ
こちらもデザインさせていただきました
本日のライブ会場から❕💗❕💗❕#GacharicSpin pic.twitter.com/V0h8oiXZDP

— 横田瑞貴-mzk- (@xmzkx) October 14, 2023

ライブレポ

「Gold Dash」でライブ幕開け．

続けてアンジーさん加入後，yuriさん加入前の所謂4.9期として最初で最後の曲となった「逆境ヒーロー」，yuriさん加入後の5期として最初の新曲である「超えてゆけ」

2020年にアルバム「Gold Dash」を引っ提げて全国的47都道府県を巡る予定だったツアーだけに序盤としては納得の選曲．

最初の挨拶に続いて，「ROCKET SPIRITS」ツアー(ロケスピツアー)が今回で26本目であることに触れ，今年ツアー再開したもののずっと26回付近から変わってない気がするというアンジーさん．

今年再開したロケスピツアーは以下の6公演．

22～27なので体感的に確かに変化を感じにくいのかも．

とはいえ47都道府県ツアーなので，47本と考えると遂に過半数に到達したので確実に前進はしているわけです．

この週末の福島，水戸以降のツアー日程はまだ決まっていないとのこで，来年はどこにいこうかという話に．

沖縄に行きたい，海に入れる時期に，みたいな意見に対して『観光？』の声が飛ぶ(笑)

と返すアンジーさんの斜め後ろから

そしてオレオ様に対して『言ってやれ！』と無茶ブリ．

振られたオレオ様はどうしようかと戸惑いつつ…

と哲学的なご意見(笑)

その流れでオレオ様がチョッパーが髪色を変えたことに触れると・・・

とまさかの回答(笑)

余談ですが，よーじやに似てるというこのネタは10年以上前からあります…

 

 

チョッパーのコスプレ？はさておき，ハロウィン近いということでここからは仮装してライブ，ということで見たことある被り物を取り出す各人．

以前TOMO-ZOバースデーライブ「トモトモ山の仲間たち」で使った動物の被り物．

当日おっきなリボン装備だったTOMO-ZOは昔の衣装のピンクのもふもふの被り物を取り出す．
(2016年のこの辺のライブで着ていた衣装のやつ)

愉快な見た目になったところで次のブロックは見た目と全く関係ない「MindSet」から「1GAME」，「シャキシャキして！」と比較的かっこいい選曲．

被り物装備で3曲やっただけで汗だくのメンバー．

頭に被ってるだけでこんなに暑いのかと言いつつ，カエルの被り物が飛ばないように押さえながらヘドバンしてるアンジーさんの姿を面白がるくらいには余裕ありそうなはなちゃん(笑)

ここでアンジーさんから業務連絡．

今からステージ上でじゃんけんをして勝ち残った人は，ライブ中ずっと被り物を付けたまま，更に翌日の水戸ライブで以前オレオ様が来ていた全身パンダの格好でライブをやるという罰ゲーム？が唐突に告知される(笑)

6人でじゃんけんを始めるも，何回やっても一向にあいこのまま変わらず，一度仕切り直してみたり，無意味にステージ上で寄ったり広がったりしながら熱戦を繰り広げた結果・・・

持ち主のオレオ様が勝ち残り(笑)

1回着てるんだから他の人が着ればいいとゴネた結果，この日のライブはオレオ様が被り物装備のまま，翌日は別の人がやるということで再度じゃんけんへ．

次はあっさりはなちゃんが一人勝ち．

『はながこういう格好するの珍しいよ』というチョッパーに首をかしげる一部の面々(含む私)．

過去に貝殻被っていたり，レスリングの衣装着ていたり，割と奇抜な恰好担当だったような・・・

全員の仮装を取る前に1曲やってから，ということで「カチカチ山」をここで．

はなちゃんにドラムチェンジして，yuriさんが上手で電子パッドになったフォーメーションのまま，14周年ライブでも披露された「ブラックサバイバル」を．

これまで編成の都合もあってか，ゲストボーカルいるとき(しかも9割がたFuki殿)にしかやってこなかったこの曲．

14周年を機にアレンジも見直し，アンジーさんボーカルでライブでも披露．

色々あって色々あった2012年の曲だけに，久々にフルバンド編成で聞くと色々と想いが巡りますね(色々と)．

続いてTOMO-ZOソロでインスト新曲の「Blue sea」を披露して，メンバーを迎えて全員で「シンパシー」をやるTOMO-ZOブロック．

11月の日比谷野音でのワンマンと，それに向けて緊急リリースする新曲「BakuBaku」の告知．

喋り的にこの後に新曲やってもおかしくない感じでしたが，そのなわけもなく．

次は今年リリースのアルバム「W」に収録されている，アンジーさんの想いがこもった「Voice」

続けてオレオ様弾き語りで「Stay Gold」を．

流石にパンダを被ったままではやりにくいのか『ここだけは外していいよね』とパンダを取って演奏．

めっちゃオンマイクで

と仰ってましたが(笑)

そして演奏が終わるや否や，メンバーが出てくるまでにさっとパンダを再装備して何食わぬ顔をするオレオ様(笑)

そんなオレオ様，来年(2024年)2月に横浜で弾き語りソロライブを開催するそうです．

郡山からも電車使えば東京まではそう遠くないから横浜まで少し足を延ばして冒険しにきてください，みたいな告知．

フロアの(いい年の)大人に向けて冒険って…とアンジーさんがリアクションとると…

と再びリーダーからのお言葉が(笑)

後半戦のかっこいい曲ブロックとして「KAKUHEN」，「赤裸ライアー」，「ALALA」と新旧のカッコよく盛り上がる曲たちを．

ここでワンマン恒例のTOMO-ZOのお喋りコーナー．

恒例の実は宇宙人(設定)なんですよ，の件に対して過去イチと言えるリアクションをフライング気味にするフロア．

本日は，加藤茶さんが福島で育ったということで「ドリフの大爆笑」を歌ってからのビーム．

ここでも空気を読み過ぎたフロアが『えい！』の声がかかる前の『びぃむ～』の段階でわーと倒れるフライングが発生(笑)

再度流れを説明してから仕切り直し．
(最初から律義に歌い直すTOMO-ZO)

メンバー紹介はアンジーさんから．

テレビにラジオに大活躍と紹介して，タレントとしても売れてきているので身の回りのものも高級品になったりするのかと思ったら，メイクポーチが…

と大げさにイジる(笑)

更にメイクにちなんで，普段リハにすっぴんやボサボサ頭で来たメンバーに対して『妹さんですか？』とか別人扱いでイジるのが恒例という話に．

ある日，アンジーさんがそのイジりをチョッパーにした時…

チョッパーはばっちりメイクしていたそうです(笑)

メイクしててもしてなくても可愛いんですよ，必死のフォローをするアンジーさんなのでした．

続いての紹介はチョッパー．

既に流れ弾的にイジられているから…とぼやくチョッパー．

バンド内でメンバーの年齢に差があるけど，フラットに敬語使わずにいこうと言っていて，初期の頃は，はなちゃんは同級生だったので本名の「みち」呼び，オレオ様とかは「こがちゃん」呼びだったけど，今は…と一人ずつ呼び方を確認．

メンバーがみんな『コガさん』呼びするので，他のバンドの方から…

『コガさんだけ飛びぬけて年上なの？』

と不思議がられたとか(笑)

フロアのお客さんにも確認するも，割と『コガさん』が多数派．

チョッパー本人も

と仰っていました．
(あの辺の黄色な私はチョッパー呼び)

終盤戦は「起死回生Forever」から始まり，「 I  wish I」，「ナンマイダ」，「レプリカ」，「ロンリーマート」と最近の曲を中心として，シリアス⇒面白い⇒シリアスと振り幅があるのが何ともガチャピンな構成．

アンコールではチョッパーから挨拶．

ガチャピンは実際に見てもらうか否かで印象が変わる，見てもらった方が伝わるバンドなので，その意味ではコロナ禍でライブが制限されたのはマイナスだった．

と振り返りつつ，ライブを見てもらうことの大切さ，ライブやってツアーができることへの感謝を．

アンコールはみんなで歌う「365日」からみんなでタオルを回す「やるっきゃない！」

ライブが終わって，一度退場した後にプレミアムチケット特典のアフターミニライブのために再度入場．

キャパ500人の広さに対して30人だけなので，普段と違う意味でどこに陣取るか迷う(笑)

あと，知り合いとも最前付近に人がいて，他はまばらに人がいる感じが昔のライブの時見たいと話ししていて，なんかちょっと懐かしい感じも．

オレオ様の仕切りでゆるっとアフターミニライブがスタートして，「Don’t Let Me Down」，「Lock  On!」，「WINNER」の3曲を披露．

30人しかいないので，「WINNER」の時に心なしか（というか確実に）チョッパー…コガさんの1人1人ももあげしているか確認する視線が厳しかったように思います(笑)

MCでも触れられていましたが，一旦予定されているロケスピツアーはこれで終わり．

コロナ禍，セルフプロデュースへの移行，レコード会社移籍，とツアー中に様々な変化があったガチャピン．

2020年のスタートから約3年半で27箇所．このペースでいくと後3年くらいあれば47都道府県制覇ですかね．

ツアーファイナルを迎える頃にはどうなっているのやら．

今後のライブ・イベント

気づけばもうすぐ野音のライブ．それが終わるともう年末年始のライブなので，今年も終わりが近づいてきているなーという感じですね．