遂に恐れていた時がやってきました…
2020年2月末から新型コロナウイルス対応のため,ライブ活動を延期しているガールズバンドGacharic Spin (ガチャピン).
元々某ブログで7~8年ライブレポ的なことをやっていた中で,2020年は47都道府県ツアーもあるし,心機一転新しくブログを立ち上げようと作ったのが本ブログ.
ところが肝心のライブが開催されない状態が続くこともあって,書くことがないから,と始めたツアー日程に沿って過去の出来事を振り返ってみる試み.
これまでは多くてもライブ・イベント回数は20回程度で,多少時間はかかるものの,そこまで大変という感じではありませんでした.
が,しかし.
本日,2020年6月14日にライブが予定されていた場所は大阪.
東名阪という言葉があるように日本の中でも主要都市であり,ことライブに関しても数多く開催されています.
もちろんガチャピンにおいても東京,名古屋に次いでライブが開催されている場所が大阪.
東名阪やるのは大変だなぁ…と始めた当初から漠然とは考えていましたが,その当時は6月くらいにはライブができるようになっているかも,とも考えていまして,まだ先の事くらいに捉えていました.
気づくとライブを見に行けなくなってから早3か月.未だライブを開催するのが難しい状況が続いており,結果としてこれまで通りの興行は難しいと,一旦リセットされることに.
そんな中で続けてきたブログをやめるのもなんだかな,ということで本日は遂に数えることすら難儀である大阪編です.
過去の大阪でのライブ・イベント
ライブ・イベント回数
大阪でのライブ・イベント回数です.頑張って集計しました…
テキストの表にするとそれだけでかなりの縦長になってしまうので,今回は集計した表を画像にして貼り付けています.
実にガチャピンのライブ・イベントだけで64回.10年で64回ということは,平均すると2か月に1回というハイペースもハイペース.
もちろん実際は2DAYS開催などあって,そんなペースではないですが,多いことには変わりありません.
更に上表以外にもDOLL$BOXX,寺田リックスピンでのライブや,TOMO-ZOソロワンマンライブ,北欧の方のメタルコピーバンドMETALLIC SPINのライブもあって,メンバーの実働数はもっと多いのだから,半端ないって.ガチャピン半端ないって.めっちゃ大阪でライブするもん,という感じです(古い).
METALLIC SPINは別人(という設定)ですけどね…
場所を見ると初期の頃は圧倒的にRUIDOが多くて,後半になるとTRAD (旧AKASO)が多いですね.
RUIDOに関してはチョッパーが前のバンド時代からお世話になっているライブハウスの系列店で,ガチャピンとしても初ワンマンを含めお世話になる機会が多いハコですね.
TRADに移行したのはキャパの関係だとは思いますが,直近でも寺田リックスピンのライブやはなちゃんのメジャーデビュー20周年記念公演などはRUIDOで開催されており,今尚関係性の深い場所です.
ちなみにRUIDOがキャパ300人でTRADが700人なので倍以上.ライブハウスの変遷はバンドがそれだけのキャパを埋められる程成長していったという証でもあると思えます.
大阪ライブの思い出
サマソニ
まず語らないわけにはいかないのがSUMMER SONIC 2014への出演.
パフォーマーを入れた新たなスタイルで再スタートを切った2013年を経て迎えた2014年は体感として,ガチャピンが上に向かって歩みを着実に進めている年でした.
公約を掲げ,シングル僕だけのシンデレラ,アルバムWINNERを引っ提げた全国ツアーを巡る中で,新たなファンが増えていき,ライブの熱気も増して言っている実感が増していく中で発表されたサマソニへの出演決定.
ちなみに出演決定が報告されたのも大阪でのライブ.2014年5月のLIGHT BRINGER,DOLL$BOXXとの3マン,WWフェイスでの事でした.
その発表を聞いた瞬間に鳥肌が立った感触は今もリアルに残っています.何せ当時はまだ、いちインディーズバンドという立ち位置.
徐々に活動の規模も広がっている実感があったとはいえ,まさかサマソニ!?って思いましたね.
その後,7月にメジャーデビューが発表され,8月のサマソニを経て,10月にメジャーデビュー,12月にはCOUNTDOWN JAPAN出演,と繋がっていくわけですが,サマソニ出演はその中で大きな一歩だったと感じています.
肝心のライブはマイクチェックで『コマネチ』とか『キュート』とか言ってたり,カッコよく決めたかと思えば真夏の日差しで熱せられたステージに裸足で踏み込み,『熱っつ!』と悶えてみたり,と至って平常運転.
セットリストはnever say never, Lock On!,ハンティングサマー,ダンガンビート,BROKEN LOVERと攻め攻めで,楽器回しやけん玉などの小道具によるフックも相まって,初見の人にも驚きを与えていた印象でした.
初の大型フェスということで我々ファン側もソワソワしていて,ある意味アウェイともいえる会場内で止まるなTシャツ着てる人見かけたら,初めましてながら,ハイタッチして盛り上がってみたり,色々と思い出深い一日でした.
各種イベント
結成当初の2010年の時点でイベントが開催されているのが驚きですよね.まだまだ活動開始して1年程,活動拠点である都内でのイベントもさほど開かれていない時点で,CDリリースイベントをやっているのは何気に凄いこと.
その後も定期的にリリースイベントに始まり,ファン感謝祭,FC発足後はFCイベントなどが開催されており,イベント開催数も多いです.
そんなイベントの中で個人的におそらく何があっても忘れないであろう2016年の新年会.
ここ2年くらいは開催されていませんが,それまでは年初にFCイベントとして新年会を開催するのが恒例でした.
2016年はそれが初めて大阪で開催されました.
エンドレスで流れるガチャレンジャーソングを耳にしながら,最初にファンイジりから始まり,GSガチャ用音声の録音や,心得の唱和,メンバーと何かをできる抽選会やクイズ大会など内容盛りだくさんのイベント.
そんな中で事件が起きたのがメンバーと何かをできる抽選会.
この年は偶然にも知人が選ばれる率が高く,TOMO-ZOとMUSIC BATTLER冒頭のIt’s Show Timeをやったり,はなちゃんとコマネチやってたりする知り合いを見ながら,半ば他人事で笑っていました.
が,パフォーマー2人の抽選で選ばれてしまいステージに上がる自分.
パフォーマーなので今までの流れだと,何かの曲を一緒に踊るんだろうな…と想像しながら,踊れないのを笑われるんだろうな,と思っているところで発表された一緒にやること.
『私達と一緒にこの後のワンマンライブでWINNER走ってもらいます!』
実はこの日は日中に新年会を開催して,夕方にワンマンライブをやるダブルヘッダーでして,そのライブで5分間ももあげで有名なWINNERを一緒にやるという話に.
想定外の内容にその言葉が耳に入って,意味を理解した瞬間に崩れ落ちました,私(笑)
そこからはイベント終わってからも,ライブ始まってからもドキドキしっぱなし.ライブ終盤に珍しくはなちゃんがダンガンビートの入りを間違えてやり直したくらいまでは,ソワソワしっぱなし.
そんな状態で迎えたライブのアンコール.
チョッパーに呼び込みされてステージ上に.メンバーと並びたちもも上げするという謎の光景は見てる人にどう映ったのでしょうかね…
逃げ場がない状況なので,自分史上一番頑張ってもも上げ.周囲からのプレッシャーも半端なかったですし.
終わった直後はフロアに降りてぐったりしていたものの,ライブの締めくくりのGSガチャがあるのでシャキっとしろとステージ上から容赦なく叱咤されるおまけつきで,この日のライブを終えました.
考えてみたらメジャーアーティストのワンマンライブのステージに上がって一緒に何かをする,というのはとてつもなく貴重な機会.
ライブ中にメンバーから見たフロアがどういう光景なのか,ステージ上で鳴ってる音がどうなのか,普段では絶対に分からない体験で,また新たな視点が自分の中にできた,記憶にも強烈に残る出来事でした.
ただ…
物凄くキツかったのもまた事実(笑)
GIRLS CONNECTION
大阪でのライブ思い出は数えきれないくらいありますが,ひとつ触れておきたいのが2015年の梅田にあるZeelaでのライブ.
今からピッタリ5年前の2015年6月14日に開催されたLIVEは東名阪で開催されたGIRLS CONNECTIONと銘打たれた2マンライブ.
Gacharic Spinと対バンしたのが女優瀧本美織さんがボーカルを務めるバンドLAGOON.
メンバー各々が二足の草鞋を履いている,という特色があるバンドで,このバンドでドラムを務めていたのが現ガチャピンのドラマーであるyuriさん.
東名阪のライブの初回がこの大阪ライブだったので,yuriさんとガチャピンが邂逅した記念すべき日が5年前の本日6月14日というわけです.
ライブ中にぷにゅぷにゅした効果音で登場してみたり,ゆるふわなコールアンドレスポンスしてみたり,小動物系な可愛さ全開だった印象を残していたyuriさん.
まさかそこから数年の時を経て,ドラマーとしてガチャピンに加入するとはあの場にいた誰も想像できなかった出来事.
そもそもドラマーがいるバンドに,ドラマーが加入して,ドラマーがギターボーカルに転向するとか聞いたことないですけど.
思い返せばキーボードのオレオ様も,初期にガチャピン主催ライブに出演したことから始まり,ライブでのサポートを経て,メンバーとして加入したわけで,ある意味同じような流れではあります.
もちろんそれ以前にTOMO-ZOと一緒にバンドをやっていたりと,そもそも浅からぬ縁があったわけですが.
そういう意味では2019年のイベントで発表されたyuriさんの加入は想定外も想定外だったので,ものすごく驚きましたね.
こうして振り替えてみると歩んできた歴史の積み重ねが様々な形で今に繋がっているんだなと実感した次第.
今後のライブ
8月までのライブは中止・延期が発表されており,今回のライブについても払い戻しの対応がとられます.各プレイガイドなどで2020年6月15日(月)10:00 ~ 2020年6月29日(月)23:59迄の期間となっています.
リアルなライブは未定ですが,一方でライブ配信が決定しています.
「飛び出す!ガチャピン!~おうちでライブ~」と題したVR生配信ライブが 7月3日の19時から行われる予定です.
VRについて色々と情報収集しているようで,ゴーグル準備等々何やら情報提供してくれるらしいので,それを参考に準備して当日を待ちましょう!