Gacharic Spin LIVE2024 Let It Beat

2024年10月でいよいよ活動15周年を迎えるガールズバンドGacharic Spin(ガチャピン)．

2024年3月～4月にかけて開催された新譜Aceを引っ提げてのツアーの追加公演として，約6年ぶりに立ったTOKYO DOME CITY HALLのライブに行ってきましたの巻．

ライブ概要

今回のライブ概要です．

AceツアーファイナルのEX THEATER ROPPONGI公演がソールドアウトしたことを受けて，追加公演として開催された今回のライブ．

会場のTOKYO DOME CITY HALLでのワンマンは3回目．

最初が2016年のな・な・なんと7周年!!!!!!!ワンマンツアーのファイナル，2回目が2018年の止まらない2018ツアーファイナル．

2018年ライブは「良い子(415)は真似しないでネ」と銘打ったDOLL$BOXX(ドル箱)ワンマンとの昼夜2公演．

どちらも所謂パフォーマーがいた2013 Style時代なので，アンジーさん，yuriさんが加入した第5期としては初めて．

過去のライブでは色々あったりもしたので，果たして今回のどうなるのか…と考えつつ先行物販を目指して会場へ．

例によって今回も多種多様なグッズが販売されたわけですが，購入者特典としてシールに恒例のショップバックに加えてハイタッチ会にバックステージ招待なんてものも．

7/6(土)TOKYO DOME CITY HALL
Gacharic Spin LIVE 2024「 Let It Beat 」

NEW GOODSお知らせムービー🎥✨
チェックしてゲットして下さいね😉🙌https://t.co/VmKjSO6vZI#GacharicSpin#ガチャリックスピン pic.twitter.com/6pZqSa8GSx

— Gacharic Spin(ガチャリックスピン) (@Gachapin_info) July 3, 2024

大きい会場だと恒例の色紙などグッズが売り切れてしまうこともよくあるので，先行物販開始1時間以上前には並び始めたのですが，屋根あるとは言え最早真夏な暑さで待っているだけでも一苦労．

そんな中で待っている間に事務所社長自ら塩タブレットを物販待っている人に配って歩くという優しさ．
(ここ数年毎度やっているので，これあると夏場のライブだなーと感じます)

20000円以上購入でハイタッチ会＋抽選でバックステージ招待とあって，先行物販では20000以上になるように買うものをメモって来ている人の姿もそこかしこに．
(私も)

買うもの買って，お釣りを小銭に両替してもらいガチャガチャを回し，開場時間になるまで涼しい場所で待機(笑)

開場時間頃には雷がなり，今にも雨が降り出しそうな空模様に．

一時，ガチャピンのワンマンといえば悪天候みたいなところもあったので，天気の悪さからも感じるガチャピンワンマン(謎)

ロビーにずらっと並んだお花たち．

入場するとステージ中央にこの会場ではお馴染みの花道がある配置．

考えてみると第5期になって(国内で)花道あるステージレイアウトってなかったはずなので，この花道をどう使うのか期待しつつ開演待ち．

ライブレポ

ほぼ定刻でSEが鳴り響く中，メンバー登場してライブタイトルにもなっている，「Let It Beat」でライブスタート，続けて「I wish I」，「オドリオドレ」

前回のこの場所でのライブではSEとして「うんうんうんちくん」に乗せてメンバー登場していたことを思い返すと，果たして本当に同じバンドなのだろうか…(笑)

アンジーさんが挨拶と共に，追加公演とはいえAceツアーファイナルとはセットリストは異なることに触れる．

曰く

とのこと(笑)

続くブロックは「1GAME」，「ALALA」，「カチカチ山」の3曲．

この辺りからは花道に入れ替わり立ち代わりでメンバーが出て盛り上げる．

「ALALA」では珍しくはなちゃんがサビの歌詞がトんでしまい歌えない場面も．

顔を見合わせたアンジーさんがすかさずフォローして歌った…ものの何か様子がおかしい．

その後素直に，『歌詞が全然違うな』とその場で歌いつつセルフ突っ込み．

「ALALA」は音源化されておらずライブに何度となく参加している人でもなければ正確な歌詞は把握しているはずもないので，言わなければ分からないのに，素直なアンジーさん．

「カチカチ山」ではyuriさん→はなちゃんへのドラムチェンジは定番ながら，その後yuriさんは上手の電子パッド…ではなく花道にアンジーさんと共に出て歌うという初めての試み．

曲終わりのMCでもそのまま喋るyuriさん．

MC慣れしていなさすぎて，最後の方はアンジーさんがこれ言わないの？と助言したことをほぼそのまま喋ってドラムのところに戻っておりました(笑)

その後，メンバー1人ずつ挨拶．

珍しく歌詞が出てこなかったはなちゃんを始めとしてメンバーみんながちょっとふわふわしているらしく，なぜか普段準備が遅いオレオ様がこの日は一番に準備をしていた所為にされる場面も(笑)

ここで『誰も聞いたことのない新曲』を披露するというアンジーさん．

新曲なんだからそりゃそうでしょ，と突っ込まれるも，ちょっとだけやってるパターンもあるじゃないですか，とごまかしてみたり．

そんなやり取り後に披露されたのが，誰も聞いたことのない「High Grayinbow」

続けてライブで定番の「MindSet」から珍しいタイミングでの「ダンガンビート」

歌い終わって，ここまでの流れで花道は距離ある分疲れるね，と言い合うはなちゃんとアンジーさんのボーカルコンビ．

この会場では過去に何度かライブやっていることに触れ，何かがある場所だというはなちゃん．

7周年の時にはメンバー全員が演奏せず花道で「JUICY BEATS」踊ったことや，開始数曲でスピーカーがトんでしまい中断したことなどを振り返り．

この時，はなちゃんはスピーカーの話を2018年のライブと間違って喋っていて，すかさずチョッパーがそれも7周年の時だと訂正していたり．

この流れではなちゃんが実はこの会場に来るまで，過去やったことが記憶から抜けていたことを暴露される(笑)

本人も忘れていたことを認め，楽屋に入ったときに

そうです(笑)

2018年のライブの時に，初めてガチャピンのライブを見たことに触れるアンジーさん．

初めてライブ見てファンになった半年後に，加入オーディション受ける話になるとかミラクルもミラクル．

そんな流れでメンバー各々が客席を指しながらみんなにも可能性あるよと嘯いておりました．(あるわけない)

そんなアンジーさんが，歌う姿を届けたかったけど，もういない人を想って書いた曲「Voice」を披露．

歌い紡いでいく中で，みんな(会場のお客さん)のことも想って歌える，と言っていた通り渾身のアンジーさんの歌．

続いて，音源化されていない優しいバラード「where you belong」

おそらくここがアンジーさんの言っていた，ちょっと優しいブロック．

メンバーが一旦退場してステージ上に映像が映し出される．

2024年10月8日で15周年を迎えることに触れ，15周年を記念したアルバム「Feast」リリースを発表！

Feast（ごちそう）の名前の通り，15年活動したガチャピンの魅力を詰め込んだアルバムになるとのことで，1stアルバム「Delicious」（おいしい）にも絡めているとか．

収録曲として映像で告知されたのが「Lock On!!」と「ブラックサバイバル」の新録ver，音源化されていない「乱心glow」とみんな聞いたことある状態になった新曲「High Grayinbow」

他にもこれまでライブでは披露しているものの音源化されていない曲や，このアルバムのために書き下ろした曲も収録されるとのこと．

アルバムリリースお楽しみに🎉🔥

≪RELEASE INFO≫
15th Anniversary ALBUM「Feast」
2024.10.09 RELEASE !!

「ハーフウェイ、その先へ」「乱心glow」「High Grayinbow」
「Lock On!!-2024-」「ブラックサバイバル-2024-」
を含む全15曲#GacharicSpin#ガチャリックスピン pic.twitter.com/RXxfnNVthH

— Gacharic Spin(ガチャリックスピン) (@Gachapin_info) July 6, 2024

映像が終わり，新衣装に着替えたメンバーが登場して，アルバムリリースを改めて報告してから次の曲へ．

「TAMSHII」から「Live Every Moment」，「ナンマイダ」，最新のTOMO-ZO曲「S・w・e・e・t」と割とギターフィーチャーな曲たちのブロック．

ここでワンマン恒例のTOMO-ZOのお喋りコーナー．

まずは宇宙人(設定)の説明をしてから練習してきたビームをやるいつもの流れ．

東京ドームといえば，伝説のこのバンド，という前置きで始まったのは…

BOØWYの「Marionette」

いつも協力させられるしているオレオ様だけでなく，楽器陣みんな参加して演奏(笑)

歌いきってビーム放ったところで，リーダーの『みんな歌えるんじゃない？』発言を発端にもう一回やる流れに．

はなちゃんもこれ使う？と自分のマイクスダンドをTOMO-ZOに渡す(笑)

TOMO-ZOも花道を歩きながら

とまんざらでもない様子(笑)

2回目のMarionetteなビームも終わって，MCに…と思いきや．

収録入っているので著作権アリアリビームは使えないので，ノーマルビームをやる，という何度かある流れでまさかの3回目のビームへ(苦笑)

会場TDCホールにちなんで

アンジーさんが『CはCUTEじゃないんですか』と突っ込んでいたものの，『前にCUTEでやったから…』と前と被らないようにしたと弁明するTOMO-ZO．

(ちなみに前回のビームは『TOMO-ZO Dake(だけ) CUTE』でした…)

アルバム制作で覚える暇なかったので『カンペ読みます！』と堂々と宣言して紙を手にするTOMO-ZO．

枚数多そうなのを突っ込まれて『印刷してみたら8枚あった』と仰っていました(笑)

そんな大作のメンバー紹介がコチラ．

お喋りコーナー後，本編最後のブロックは「ストロボシューター」から「赤裸ライアー」を挟んで，「乱心glow」，「BakuBaku」，「Lin-Lin-Lan」とここ最近の新曲を立て続けに披露．

アンコールでは，改めてアルバムリリースを含めた告知をばばっと．

10/8は何かあるだろうなーと思ってはいましたが，やはり名古屋でのライブ．

アルバムリリースが発表されたので，リリースライブもやるとして，ロケスピツアーも忘れられていなかったんですね…(失礼)

発表になったのが鹿児島，宮崎，岩手，青森の4か所．

この4か所でようやく30か所を超えるわけですが，果たして47都道府県回りきるのに後何年かかるのでしょうか・・・

ちなみに現時点での実施状況がコチラ．

告知が終わり，次にやる曲についてのMCがチョッパーから．

15周年迎えて，これまで続けてきてガチャピン強いね，無敵だねと言われるけどそんなことはない，と．

メンバー1人1人は決して強くなくて，弱さがあるけど，それを他のメンバーで助け合って補いあって進んできたと，これまでの道のりを振り返る．

最初は新宿の路上でシークレットライブとしてスタートを切った．

それからTOMO-ZOが入って，オレオが入って，アンジー，yuriが入って今の形に．

各々が加入した時のことを振り返っている中で，オレオ様がチョッパーの実家の洗面所で加入すると決意を告げてくれたことに言及していて，オレオ様が思わず，

ごもっとも．

他にもライブで全国回る中で，長島スパーランド付近を通るときには毎度楽しいからメンバーで行こうと話していることなど，日常のいろんな場面が頭をよぎると．

いろんな出来事や想いがライブや曲に詰まっていることを語って次の曲へ．

ライブ直前に配信リリースされた「ハーフフェイ、その先へ」

「何者にもなれなかった僕たちへ」にも通ずる，ガチャピン自身のこれまでとこれからとが詰まっている感じがするこの曲．

間違いも，後悔も，全部ひっくるめて抱えたまま，胸の高鳴る，心震える方へ，続きがあると信じ走る．
今はまだその道の途中．

MCの時点で(チョッパーを筆頭に)メンバー複数人が涙腺崩壊していたことも相まって，気持ちが一音一音より強く乗っかって伝わってきた気がします．

最後はしんみり終わらないガチャピンということで「シャキシャキして!!」でライブを締めくくり！

ライブ後は物販でゲットした券を手にハイタッチ会の待機列に並び，ライブ終わりのメンバーとハイタッチして終了！
(当然のごとくバックステージ招待は外れましたね)

Aceツアーの追加公演という位置づけながら実際のところは本格的に始まる15周年イヤーの活動に向けた第一歩，といった感じだった今回のライブ．

活動する中で，最初から今に至るまで，メンバーも形態も様々な変化を繰り返しながらも進み続けているバンドってなかなかいないはず．

平坦の対極にいるような道のりを走ってきた15年．

それもまだ，この先に続く道の途中．

目先に控える15周年のライブたち，そしてその先にはどんな景色を見据えているのか．

これからもガチャピンと一緒に走りながら，色んな景色を見続けていこうと思います．

心震える方へ．

今後のライブ・イベント

今回のライブでの発表で年内のおおよそのライブは出そろった感じでしょうか．

何かあるとは思っていましたが，結成記念日当日のライブに新譜リリースライブ，存在忘れかけてた人もいるであろうROCKET SPIRITSツアーと秋頃もライブが目白押し．

それが終わるといよいよチケット予約が始まったドル箱との2マン．

15周年当日は行きたい気持ちありつつ，前後含めて平日なのが悩ましいところ・・・