Gacharic Spin

5月16日は何の日?

5月16日は何の日か?


International Day of Living Together in Peace,日本語で「平和裏に共存する国際デー」と称される,国連が定めた国際デーであり,平和に関する様々な運動が行われたりする日です.

そんな5月16日に誕生日を迎えたのがガールズバンドGacharic Spin(ガチャピン)の音楽の大黒柱であるはなちゃん


今回は誕生日当日ということで,過去のガチャピンの活動の中ではなちゃんの誕生日にまつわる出来事を振り返ってみようという趣旨でお送りいたします。

はなちゃんの経歴

振り返りの前にざっくりはなちゃんの経歴をおさらい.

  • 1999年デビューの多数の子役からなるパフォーマンスユニットPRECOCIのメンバーとして活動
  • 2000年デビューの女子中高生ブラスロックバンド12.ヒトエのメンバーとして活動(ボーカル・ギター)
  • 高校時に当時THE PINK☆PANDAで活動していたFチョッパーKOGAらとバンド平安にて活動(ドラム)
  • 2006年デビューのバンドARMERIAのメンバーとして活動(ベース)
  • 2008年ARMERIA解散後にバンドTHE SPADE 13に加入(ベース)
  • 2009年FチョッパーKOGAらとバンドGacharic Spinを結成
    結成時はドラム,2012年のボーカル脱退後はドラム・ボーカルとして活動,2019年からはギター・ボーカルに転向
  • Fuki CommuneのFukiとのサイドプロジェクトであるDOLL$BOXXでもドラムを務める


活動歴は1999年から20年以上,2019年から2020年頭にかけて自身のデビュー20周年を記念した東名阪のワンマンツアーも開催されています.

遍歴を見て,何よりも驚くのは多彩さ.メジャー,インディーズ問わず多数のバンド,ユニットで活動していますが,その中でボーカル,ギター,ベース,ドラム,を担当.

1人で複数回,それもバンド毎に違うパートでメジャーデビューしている人ってそうそういないと思うので,多数の楽器をこなせるマルチロールぶりには舌を巻きます.

そんな遍歴もあってかGacharic Spinでは音楽の大黒柱として曲作りやアレンジなどを支えています.

音楽に関しては完璧超人と言っても差し障りないくらいの方ですが,ガチャピンの活動を通じて,音楽以外の部分についてあまりにも抜けている面が散見され,いつしかおバカキャラになり,イジられるようにも(笑)

2010年

ガチャピンが活動開始して直ぐの2010年5月16日.

この日はファッション誌「GLAMOROUS」によるチャリティーイベントGLAMOROUS MAMA PROJECT The PARTY! 2010 Springが恵比寿で開催されました.

チケットの売り上げ全額が世界の恵まれない母を支える団体に寄付される,という趣旨で,トークショー,ファッションショー,ライブなどが様々な催しが行われたイベントです.

この日イベント内でライブを行う相川七瀬さんのバックバンドに,活動間もないガチャピンが抜擢され,この日相川七瀬さんと共に,はなちゃんチョッパーTOMO-ZOがステージに立ちました.

更にはなちゃんの誕生日当日ということでわざわざ相川七瀬さんがケーキをプレゼントとして用意してくれていた,というエピソードも.

結成して半年,初の全国ツアーを終えたばかりのインディーズバンドが,有名も有名なアーティストのバックをイベントとはいえ務めるということに当時結構驚いた記憶があります.

ちなみにこのイベント,趣旨を見ての通り女性に主軸を置いたイベントなので,参加できるのも女性のみ,ということでそのステージを見ることは叶いませんでしたが.

他にも2010年は,当時放送していた音楽番組MUSIC JAPANへの出演を果たしたり,結成初年度ながら見てる人は見てるんだな,と感じるような驚きの出来事が何度かあった年でしたね.

2013年

次に誕生日当日にイベントがあったが2013年.

この年はガチャピン全メンバーの誕生日の当日に,都内で誕生日イベントを開くという試みが行われました.

…ですが,事の始まりは唐突も唐突.

はなちゃんの誕生日から遡ること9日前の5月7日に事件は起きました.

その日に事務所社長がツイートにてイベント開催を発表.イベント10日程前に唐突に平日イベントが告知されるという超展開に中々に驚いた記憶があります.

当時某ベーシストの方が『土日祝日はとりあえず空けておけばいい』というパワーワードを口にする程,週末や祝日にはライブやイベントが組み込まれていたのですが…

この年の5月16日は木曜日でした.

なんてことはさておき,唐突に告知されたイベントは都内某所のさほど広くはない定員50人という規模で開催.

この誕生日イベントに限らず,まだファンクラブも発足していなかったこの頃までは定員50人規模でのファン感謝祭などのイベント事が常でしたね.今となっては考えられない規模ですが.

肝心のイベントは他のメンバーが進行して主役のはなちゃんを呼び込み.

はなちゃんはギターを携え,デニムにジージャン,首に赤いスカーフを巻いた姿で登場.

その恰好でギターをかき鳴らして『残念~』のフレーズと共に自虐ネタを披露するいう始まり方.

本人曰く,波田陽区ならぬはな陽区とのことでした(笑)

その他にメンバーとのトークははなちゃんに関するクイズなどのコーナーがあり,クイズでイジられていたはなちゃんのインタビュー記事がまだ見れるのでそっとリンクを貼っておきます.

「音楽には“上限”がないからストイックに自分自身を追求していきたい」


イベントの最後は鍵盤でのはなちゃんに関係する楽曲のメドレー.確かARMERIA⇒12.ヒトエ⇒平安⇒ガチャピンの曲順だった記憶.

余談ですが,この年のメンバー誕生日イベント6回全部参加した人には,翌年の自分の誕生日にメンバーからバースデーコールがかかってくるという特典がありました.

2013年のメンバーの誕生日は3人が休日,3人が平日という日程だったので,全部参加するのはなかなかハードル高かっただけに,その分レアな特典でしたね.

2015年

2015年にはメンバーの誕生日にバースデーライブが開催されました.

場所はガチャピンライブででお馴染み神奈川県のThunder Snake ATSUGI.この日は2マンライブで対バン相手はザ・ヒーナキャットでした.

この年のバースデーライブに関して,まず印象的だったのがチケット.ファンクラブでの販売やプレイガイドでの販売ではなく,一番最初に手に入るのがライブ物販での手売り

はなちゃんのバースデーライブチケットに関しては同月始めに開催された赤裸ライアーツアーファイナルの会場である渋谷公会堂の物販にて販売.

ということでその日の物販には早朝からチケット買うべく人が列をなすという出来事が.何せ朝起きてTwitter見たら知人が既に会場前にいてビックリした記憶があります.

その後も同じシステムが採用され,はなちゃんのバースデーライブ会場で,翌月に誕生日を迎えるパフォーマー1号まいちゃんのバースデーライブチケットが販売されることとなっていました.


肝心のライブでは,はなちゃんバースデーらしく,ワンマンライブ以外ではほぼ耳にしない曲「君を…」の弾き語りがあったり,アンコールでは有志が用意したバースデー用のノボリがライブハウス内にはためいていたり,アットホームかつ特別なものとなりましたね.

ライブ本筋とは関係ないところで記憶に残っているのが,実ははなちゃんと同じ誕生日というローディーの方がイジられていたこと.

前述の渋谷公会堂ライブの時にやらかした事があり,そのライブ直後ということでメンバーからここぞとばかりに言われ放題で…

『今年の抱負はギターのチューニングをしっかりすることですよね?』


とイジられまくっていた光景が思い出されます…(笑)

2016年

2016年も各メンバーの誕生日にライブがありました.形式上は2015年のようにバースデーライブとは銘打っていませんでしたが,誕生日当日なので当然お祝いムードになるので,実質バースデーライブと言って差し支えなかったかと思います.


オレオ様を除いて.


オレオ様の誕生日である11月10日の直後である11月12日にTOKYO DOME CITY HALLでのワンマンライブが控えており,とても残念なことにオレオ様だけ誕生日当日に何もないという悲劇が起きたのも2016年.


それはさておき.

はなちゃんの誕生日である5月16日に開催されたのは,Different Colorsと題されたこの年幾度か開催された色々なアーティストとの2マンライブ企画.

3月にGO-BANG’S,4月にMix Speaker’s.Inc.と対バンして迎えた5月の相手はキノコホテルでした.

ちなみにその後,6月にアップアップガールズ(仮),7月にRayflower,9月にSHOW-YAと続きます.

ビジュアル系バンド,アイドル,大先輩のバンド,と文字通り異色の組み合わせが成立するのもガチャピンならでは.


そんな対バンライブではなちゃんをお祝いしたわけですが,この日はライブ後にもイベントが.


当時リリースを控えていた「アルブスの少女」のMV撮影がライブ後に行われたのです.お客さんも居る状態でライブ映像を撮るというやつですが,その撮影前にも,もうひとつの出来事が...

盛り上げるため,という謎の理由で5分間ももあげでお馴染みの楽曲「WINNER」を流して,スタッフが5分間ももあげするという催し(笑)

ただただ曲に合わせてももあげをするスタッフを見る,という謎の5分間.

誰が思いついて,誰がやることを決めたのか,真相は不明ですが,演者やお客さんだけでなく,たまにスタッフさんにも矛先が向く出来事が発生するのがガチャピン現場,ということで…

2017年

2017年も全メンバーの誕生日当日にイベントを開催.と言いたいところですが,実は違っていて11月誕生日のオレオ様はバースデーライブを開催.最後の12月誕生日のチョッパーに関してはバースデーイベントとライブの2DAYS開催という,少し変則的な感じでした.

はなちゃんに関しては誕生日イベントということで都内某所で開催.2013年の時は50人規模と書きましたが,この日は200人程の人が集まってのイベントで規模は段違い.

印象的だったのはスタート直後.最初に主役のはなちゃんが登場して挨拶,お客さんのいる各テーブルを回って乾杯をしたところで他のメンバーが登場したのですが…

全員過去のはなちゃんがライブで着用していた衣装を身に纏い登場.はなちゃん本人は知らなかったようで,そのサプライズに驚いた様子でしたね.

その後ははなちゃんに関するクイズや曲名ビンゴなどのゲームで和やかに進行.ゲームの勝者ははなーず(はなちゃんはなちゃんの恰好をしたメンバー)と記念撮影ができて,この状態のメンバーとの撮影は後にも先にもないはずなので,なかなかにレアだったんじゃないかと.

 

 

2020年

2020年に関しては新型コロナウィルスの影響でライブ・イベントなどは自粛が続いている中で,ひとつの流行りにもなっているオンラインでのイベントを開催.

ZOOMを活用してオンラインでのサイン会を開催.サイン色紙は別途サイン入りのピックと合わせて郵送される,という形式.

ガチャピンに限らず,今の状況下でこういったイベントが増えてきている実感があり,まだまだライブハウスでのライブとなると再開への道筋が見えないこともあり,今年はこういった形式が主流となっていくんじゃないかなーと個人的に思っています.

これまで降りかかってきた数多のピンチにおいて,その時その時に出来る全力を持って意外性溢れる一手を繰り出し続けてきたガチャピンなので,最大にして最強の武器であるライブができない今だからこそ,今にしかできないことで全力のエンタメをこれからも届けてくれるはずです.

そして何より今日はこれに尽きます.

はなちゃん,HAPPY BIRTHDAY!!

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