Gacharic Spin

Gacharic Spin LIVE 2021「 Dear_____ 」

Dear_____

親愛なるアナタへ.

ガチャピンからみんなに向けた音に乗せて届けられた想いと覚悟を感じたライブでした.

ということでガールズバンドGacharic Spin(ガチャピン)が開催した,久々の大きな会場でのライブに参加してきましたよ,の巻.

ライブ概要

今回のライブの概要です.

Gacharic Spin LIVE 2021「 Dear_____ 」

2021年6月20日(日) 東京 EX THEATER ROPPONGI
OPEN 16:30 / START 17:00
チケット料金:
 ・VIPプレミアムチケット:¥29,000(税込) センターブロック1列目2列目
  メンバー全員からのレタープレゼント&終演後ミニライブ&グッズ付き
 ・プレミアムチケット:¥15,000(税込) 7列目まで
  終演後ミニライブ&グッズ付き
 ・通常チケット前売:¥5,500(税込)

今回のライブは新型コロナウイルス感染防止対策の各種ガイドラインに沿って開催されており,座席有りで入場者数をキャパの半分に制限していました.

EX THEATER ROPPONGIの座席有りでのキャパが920人なので,半分とすると460人

スタンディングで1700人以上収容できる会場で460人という制限なので,やはり寂しい数字ですね.

ライブレポ

開演まで

今回先行物販が15時から開始ということで,それを目指して会場へ.

2階の屋上庭園的なところに整列して,建物に入る際に検温と消毒をして1階の物販に行く流れ.

今回から新たなグッズが発売されたことに加えて,ガチャガチャも多数用意されていたので物販周辺は結構人が溜まる格好になり,人の流れが停滞してたので,その辺どうしたもんかな…と思ったりもしましたが,無事目当てのものを購入.

合わせてプレミアムチケット特典のグッズも引き換え.

貰えたのは今回のライブのリハの様子を収めたオフショットDVDでした.


物販行った後に再び2階で開場まで待機していると徐々に人が集まってきて,久々に会う人と喋ったりしていて,こういうのも有観客ライブだからこそだよなぁとしみじみ.

一時は毎月どころかヘタすると毎週のように会っていた人達と数か月ぶりに会ったりする感じになっているから余計に.

再び検温消毒をしてから入場して,1個おきに座る格好になっている座席に着いて開演までしばし待機.

ライブ本編

ライブ開始前にはチョッパーによる注意事項のアナウンスがあり,アナウンス終了と共に会場暗転.

メンバー5人とサポートしてくれているLa’cryma ChristiLEVINさんが登場.

1曲目は今回のライブタイトルでもある,昨年コロナ禍に生まれた新曲である「Dear」

元々はタイトル未定のままライブで演奏され,その曲を聞いてガチャマン,ピン子を始めとする自分達を応援してくれている人達に向けた手紙のよう,という感想があったことから,つけられたこのタイトル.

まだまだ落ち着かないコロナ禍にあって,今回のライブへ足を運んでくれた眼前の人に向けての曲を届け,その後は「MUSIC BATTLER」「デジタルフィクション」とお馴染みの既存曲で会場を温める.

お馴染みにとはいえ現体制のガチャピンとして,TOMO-ZOに加えてはなちゃんがギターを携え,ギターが2本となったことを活かして,ツインギターならではのアレンジも施され,また新たな趣となっていますが.

そしてそこに新たに今年サポートとして共にツアーを回っているLEVINさんのソリッドなドラムがアクセントとなって,今しか聞けないガチャピンのサウンドが生まれています.

大きな会場でもすっかり堂々としたパフォーマンスを見せるようになったアンジーさんの気合十分,十二分の挨拶を挟んで次のブロックへ.

昨年リリースのアルバム『Gold Dash』収録の,ガチャピンの尊輩(尊敬する先輩)のギターヒーロー大村孝佳さん提供の攻撃的チューン「起死回生Forever」から,アンジーさんを迎えて以降ガラッとアレンジが変わり,より攻撃的になった「LosT AngeL」とハードな2曲を披露.

チョッパーから挨拶と来てくれた方へのお礼を改めて.お客さんを指さしながら,ライブタイトル通り『あなたへ』向けて曲を届ける,と話して次の曲へ.

ここは「the first star」TOMO-ZOボーカルの「ルラララ」と少し落ち着いた雰囲気の2曲を披露.

続けてお客さんも座ってのアコースティックコーナーに.

セッティング中に傍らに置いていたタオルを手に取って『みんなタオル持ってる?』と問いかけるはなちゃん.

広げたのが2018年ツアー時の『止まらない2018』と書かれたタオルだったので,なんで今それを持ってきたのか?と方々から突っ込みが飛ぶ(笑)

家を探したけど,これしか見つからなかった・・・


とグッズが溢れて整理できていないヲタクなのか,と思うような発言で弁明するはなちゃん.

幸い?会場にもチラホラ同じタオルを所持していた人がいたので,『気が合うね』と自分だけじゃなかったことにほっとしつつ,そうすると会場大半と気が合わないことになってしまうので,お茶を濁しながら曲にいくはなちゃんなのでした.

広したのは『Gold Dash』収録の「道化ism」

昨年の配信ライブで披露して以降,もっぱらこの曲はアコースティックアレンジでライブ演奏されるので,原曲どんな感じだっけ?と忘れつつある自分.

新曲であっても素直に披露するのでなく,アレンジするのが主流になってしまうのもガチャピンあるある.

アコースティックアレンジで「宝物」も披露.

ここでアコースティックの撤収と合わせて,LEVINさんも一時退場.

ドラムセットごと(笑)

人力でドラムセットの乗っている台を押してステージ袖に消えていくというシュールな光景(笑)

以前EX THEATERでライブしたのが5年前のオレオ様の婚活ツアーの時だったと振り返るチョッパー

当時のセットリストと今回のセットリストで『3曲しか被ってない』とのことで,曲が増えたなと思ったそう.
(よくよくセットリスト確認すると,4曲被っていたのは内緒)

アンジーさん,yuriさんを迎えて以降,新体制で披露するために既存曲もアレンジ見直したり,創り直してることもあり,今年はLEVINさんのサポートでできる曲も限られることもあり,従来に比べると新しい曲をよりフィーチャーした構成になっているのは今のガチャピンならではの傾向かも.

少し前まではリリースツアーであろうとも新旧ごちゃまぜなセットリストだったイメージなので.

ここで次の曲に行くのに『はながいない!』『いないと曲ができない!』と空前絶後に超絶わざとらしく狼狽える熱血コンビ(チョッパーアンジー).

私に任せなさい!

と一歩前にでるTOMO-ZO

宇宙人(設定)なのでビームが使えると,『はなちゃん来い来いビーム』を放つTOMO-ZO

するとステージ後方の幕が開いて,自前のドラムセットと共にポーズを決めたはなちゃんがSEに乗せて登場(笑)

ということでここからはツアー中同様にはなちゃんドラムのフォーメーションで曲を披露.

これまたアレンジが時と共に変わっている「JUICY BEATS」から「永久No mission」「常識デストロイヤー」「ハンティングサマー」と続けて.

自ら『恐怖』と形容してしまう,ワンマン恒例TOMO-ZOのMCコーナーに.

まずはお馴染みビームから.

1アター,2アター,3アター,
4アター,EXシアタービーム

・・・うん,なんでしょうね.

一昨年の中野サンプラザでのワンマンでも『前の~後ろの~中野』と言ってましたし,こういうのお気に入りなんですかね.

サポートのLEVINさんの紹介と共に,好きな曲と演奏しててアガる曲をインタビュー.

少し悩んだ後に,好きな曲として最初に出てきたのが「ルラララ」だったので,TOMO-ZOに向けられる買収疑惑.

本人はもちろん『賄賂は渡してない』と言いつつ,自身のボーカル曲だったので嬉しそうでしたね.

他にも今回のライブでも披露した「道化ism」のアコースティックアレンジや「宝物」を好きな曲として挙げるLEVINさん.

意外な選曲に対して,音数少ない落ち着いた曲の方が,鳴らしてる楽器の音が響いている感じがして好きだと説明.

アガる曲に関しては悩みながら,この日のセットリストに目を落としつつ,『やるかどうか分からんけど…』と前置きして「赤裸ライアー」「Redline」を挙げる納得の選曲.

そんなインタビューの後はライブタイトルにちなんでメンバーにお手紙を書いてきたというTOMO-ZO

ツアー中も一日2公演なのでMCの負担が…と自分で言いつつメモ書きしたノートを読むスタイルを採用しているTOMO-ZOさん.

何かにつけて読むことを正当化するスタイルを貫く清々しさ,悪くないだろう.

メンバーにお礼を述べつつ,半分くらいは毒っ気入れつつイジる内容だったのは予想通り.

チョッパーの言い間違えシリーズで『お疲れ様です!』『お疲れ気味です!』になったのを聞いたときは,本当に休んだ方がいいのでは…と思ったのは私だけではないはず.

後半戦は「FRUSTRATION」から「Redline」「赤裸ライアー」「Gold Dash」LEVINさんも我々もアガる曲を畳みかける構成.

最後にチョッパーから改めてお礼の言葉.

今回EX THEATERでのライブも開催すべきかどうか悩ましい状況だったけど,ライブをやってよかったと今日を振り返って思ったそう.

ある程度の規模でも今の状況下でライブができたことは希望につながるけど,まだ完成ではないというチョッパー

ライブ開催に際して,過去のライブDVDを見返していて,メンバーを呼ぶ声や煽りに応じる声,それらのお客さんの声がライブの大事な一部なんだと改めて感じたそう.

だからこそみんなが声を気兼ねなく出せる状況でのライブになった初めて完成すると.

歓声があってこそガチャピンライブが完成する.

そこに向けてこの状況を乗り越えていく,という決意表明も込めて本編ラストは「超えてゆけ」

声が出せない代わりに鳴りやまないアンコールを求める拍手.

普段であればそれほど間を空けずに登場するのが常だけど,拍手が鳴る中で5分以上が経過.

本編でやってないあの曲を考えると…そういうことかと思いつつしばし拍手を続けるとメンバーが登場.

そのまま始まったのが6月9日に配信シングルとしてリリースされた「MindSet」

もちろんメンバーが身に纏っているのはPVで着用している衣装.


鬱屈とした今の状況下において,『ふざけんな!本当はベロベロバー』と歌い,自分自身の考え方,物の捉え方(MindSet)を変えて乗り越え,生き抜いてやるという気概を感じる痛快な曲.

数多のピンチを乗り越えて,周囲が変わろうと,自分たちのスタイルを変えようと,歩みを止めなかった今のガチャピンだからこそ,説得力があるし,何より『ベロベロバー』っていうのがガチャピンらしい.

新曲披露に続いて,うれしいお知らせがあると,チョッパーから告知.

  • 9月8日にニューアルバム『Gacharic Spin』をリリース
  • 47都道府県ツアー「ROCKET SPIRITS Restart!!」の秋以降の日程決定
  • 2021年1月10日にZepp Hanedaでのワンマン決定

アルバムに関してはさらっと『初のセルフプロデュース』と言っていて,今回の告知の中で個人的にインパクトが大きかったのがこの点.

ガチャピン結成来,何なら前のバンドから関わっていた,P様と言われお馴染みだった方のプロデュースではなくガチャピン自身によるプロデュース.

色々な変化があったガチャピンの歴史の中でも結構大きな変化なのではないかと.

チョッパーもアルバムタイトルにバンド名を冠した理由を語っていましたが,正真正銘自分達の手で作り上げ,次のステージへ歩み始めるその第一歩であるアルバムなので,その決意も込められたのかなと推察します.

またリリースに合わせて特典も発表されました.ビクター主催によるサイン会,タワーレコードによるオンラインライブ,主要eコマースでの購入による特典CD等,多彩な特典.

タワーレコード各店およびタワーレコードオンライン購入特典


開催日時:
 2021年9月25日(土) 14:00~
内容:
 無観客ミニライブ配信
購入期間:
 2021年7月25日(日)23:59まで

Gacharic Spin [CD+DVD]<初回限定盤Type-A>

Gacharic Spin [CD+DVD]<初回限定盤Type-B>

Gacharic Spin<通常盤>

対象Eコマースでの早期購入特典

受付期間:
 2021年6月20日(日)20:00~2021年7月25日(日)23:59まで
特典:
 「11th Anniversary Live Gacha Chronicles 2009-2020 ~縁と縁で繋ぐ今~」Special CD
 収録曲:「JUICY BEATS」「シャキシャキして!!」「Lock On!!」計3曲
対象Eコマース
 タワーレコード オンライン
 HMV&BOOKS
 Amazon.co.jp
 楽天ブックス
 ビクターオンラインストア

ビクターオンラインストア事前予約購入者対象インターネットサイン会

開催日時:
 2021年7月31日(土)14:00~(アーカイブ視聴:2021年8月6日(金)18:00まで)
視聴:
 ビクターオンラインストアYouTubeチャンネル
販売対象期間:
 2021年6月20日(日)20:00~2021年7月25日(日)23:59まで
内容:
 Gacharic Spinのお好きなメンバーからお名前(ニックネーム)と、直筆サインを入れたメンバー別アナザージャケットをプレゼント

そして来年のZepp Hanedaでのライブは成人式の日.アンジーさんが今年12月に20歳を迎えるということで,ライブタイトルもずばり『「アンジーなりの成人式」~夢は口に出せば叶う!!~』


ステージ上のオーバー30の面々から年齢についてひと悶着?ありましたが,20歳になってよりパワーアップすると自称していたアンジーさんがどんな感じになるのか,楽しみですね.

アンコールは「Lux」に続いて,久々の「今を生きてる」で締めくくり.

若干歌いにくそうな『2021年梅雨に生きてるんだ僕ら』のフレーズを聞きながら,リリース当時の2013年から8年も経つんだな~と時の流れにしみじみしていました.

終演後ミニライブ

今回のライブはVIPプレミアムチケット,プレミアムチケット購入者は特典として終演後にミニライブに参加できるので,その他一般チケットの方が先に規制退場.

待っている間にスタッフさんによるチケット確認があり,しばらくした後に『ライブ始めるよ~』というメンバーの小声でのアナウンス?があってから,ぬるっとメンバー登場.

『ミニライブはラフな感じにしたい』ということでメンバーの格好もラフな感じに.

まずは本編で披露していない曲ということで「シャキシャキして!!」「Lock On!!」を披露.

結成して最初のリリース曲であり,メジャーで「赤裸ライアー」をリリースするまではガチャピンといえば!な代名詞的曲であった「Lock On!!」もすっかり聞くのが久々だったので,何気にこの日一番テンション上がったかもしれない自分.

調べてみたら昨年末の大阪でのライブに行けてないので,「Lock On!!」を生で聞いたのは昨年2月の埼玉以来1年数か月ぶりだったので,そりゃ久々に感じるなと.

「Lock On!!」を生で1年以上聞かない世界線に自分がいるとか想像だにしてませんでしたね.

続いてせっかくリリース直後ということで本編に続いて「MindSet」をもう一度披露して,この5人といえば…ということでこの5人でPV撮影もした「逆境ヒーロー」を披露.

最後はLEVINさんにサポートに入ってもらい,昨年生まれた新曲のひとつ「Days」でミニライブを締めくくり.

メンバー1人1人が挨拶した後,謎のエアハイタッチでお見送りしてから退場.

こんな感じで久々の大きな会場でのガチャピンライブが終了.

難しい状況下での開催となった今回のライブ.今できる最大限が詰まったライブだったかなと思います.

紆余曲折を経て2019年から原点回帰ともいえるバンドスタイルを突き詰める方向に舵を切ったガチャピン.

幸か不幸かみんなで動いて声を出して楽しむ2013 Styleよりはコロナ禍での無声ライブに対応し易かったようにも感じますが,それでもやっぱりライブを作り上げる難しさはあると思います.

そんな中でも歩みを止めず,今できること,今しかできないことを突き詰めて突き詰めて,音に,パフォーマンスの一挙手一投足に,想いを込めて『アナタ』に宛てて届けた今回のライブ.

それを受け取った我々が,返信を声に込めて届け返すその日まで,もう少しの間続くであろう今の状況が明けたその先に.

今より更に強くなったガチャピンと我々が想いをぶつけ合い,ライブが完成する日が来ることを楽しみに,これからも自分なりにガチャピンを応援してきたいなと思った日でした.

ではでは.


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