昨年末からコロナ禍で延期となっていた47都道府県ツアーROCKET SPIRITS(ロケスピツアー)を再開したガールズバンドGacharic Spin(ガチャピン).
ロケスピツアーの10公演目となる山梨県,甲府CONVICTIONでのライブに行ってきましたブログです.
ライブ概要
今回のライブの概要です.
Gacharic Spin 47都道府県TOUR
「ROCKET SPIRITS ~Restart!!念願の9/47~」
2021年5月8日(土) 甲府CONVICTION
1st STAGE OPEN 14:30 / START 15:00
2nd STAGE OPEN 17:30 / START 18:00
チケット料金:
プレミアムチケット ¥11,000(税込) [1人1枚まで]
20枚限定・整理番号 1番~20番/お土産付き
通常チケット前売 ¥5,280(税込) [1人2枚まで]
通常チケット当日 ¥6,000(税込)
席種:全自由 (整理番号順での入場)
昨年再開後のロケスピツアーは,新型コロナウイルス感染防止対策の各種ガイドラインに沿って開催されており,今回の公演もお客さん同士の間隔を確保するために入場者数が抑えられています.
甲府CONVICTIONの通常キャパ350人に対して当日参加した方の整理番号を確認した感じでは,50人程度の人数に設定していた感じです.
そういったこともあって今回の公演もSOLD OUTとなっており,当日若干数ながら当日券が出たりもしましたが,通常ライブに比べると参加できる人数が限られていますね.
実はガチャピンの山梨でのライブは過去全てCONVICTIONで開催されています.
そんなCONVICTIONの特徴として,スタジオがあることもあって,敷地内に結構広い駐車スペースがあることが挙げられます.
以前はそこにライブに参加するお客さんも有料ですが先着で駐車することができ,それ以外にも道路を挟んだ向かいの商業施設の屋上を臨時駐車場としていたり,車での参加が比較的しやすい印象です.
ちなみに今回の公演は参加人数が限られていたこともあるかと思いますが,先着20台で敷地内の駐車スペースに有料(1000円/公演)で駐車することができました.
駐車して,ライブ見て,そのまま帰ることができ,開場までの間も車内で待つこともできますし,今のご時世を考えると余計なリスクがない分,参加する側としてはありがたかったですね.
ライブレポ
駐車受付開始時間を狙って現地入り.
近くにあるマックでお昼ご飯テイクアウトして車内で食べつつ開場時間まで待機.
建物の外で待機して番号順に呼ばれ,チケット確認⇒検温⇒手指消毒⇒ドリンク代を払い入場という流れ.
フロアには1列10脚くらいでパイプ椅子が並んでおり,後方だけは背もたれなしの丸椅子でした.
1部の時は後方の丸椅子に座る人は数える程で,1部終了時に当日券のアナウンスをしたことで2部の時は丸椅子の大半が埋まっている格好となりました.
1部
開演時間少し前にチョッパーが出てきてコロナ禍ライブ恒例となった注意事項説明.
程なくしてメンバー登場してオープニング曲からライブスタート.
「Redline」,「FRUSTRATION」,「デジタルフィクション」と攻め気味の3曲から,アンジーさんの短めの挨拶を挟んで「the first star」,「ルラララ」と続く序盤.
自分が天井低い後ろの方に座っていたこともあるのかもしれませんが,この日はサポートのLEVINさん自前のドラムセットだったこともあり,とかく低音がめっちゃ響いて聞こえましたね.
曲の展開によってはギターの音見失うくらい.
入場者を絞って座席ありとしているが故に,再開後のツアーでは恒例となっているアコースティックコーナー.
最初はオレオ様とアンジーさんの2人のみで「向かい風」を披露.
普段なかなかやらない曲を,珍しい2人での披露だったので普段以上の緊張が襲い掛かったのか,一度出だしを間違うオレオ様.
演奏直後は緊張から解き放たれ,めっちゃ声を張りながら汗かきまくったことを報告.
それを聞いていたチョッパーが一言.
バラード直後にこんなに騒ぐ人いる?
確かに
ここで素で出番を間違えてて出てこないLEVINさんが,メンバーに呼ばれて慌てて登場(笑)
LEVINさんも交えてメンバー揃って「宝物」をアコースティックアレンジで披露.
バラード⇒騒がしいMC⇒バラードという落差たるや・・・
アコースティックセットの撤収中のMCでピンク髪にイメチェンしたTOMO-ZOをようやく見慣れてきたというチョッパー.
自身も髪をばっさり切ってショートにして乾かすのは楽になったけど,寝癖が凄いと告白.
それを聞いて一斉に頷きつつ,いかに寝癖が凄いかを口々にメンバーが喋りだしたことからも,結構な寝癖であることが伺えます.
この日も寝癖がひどかったので見かねたはなちゃんが直してくれようとしたらしいですが,イマイチ納得いかないな,という状態で放置されたという愚痴も(笑)
直しかけだったことを素で忘れていたらしく,このチョッパーの発言で思い出したというはなちゃんが申し訳なさそうにごめんと謝って事態は収拾.
そんなMCに続いて6月9日に配信リリースされるシングルと6月20日のEX THEATER ROPPONGIでのライブの告知.
配信シングルのリリースと合わせて何やらお知らせも発表されるらしいです.
次のブロックはこちらもタイトル未定の新曲から,年々アレンジの変わる「JUICY BEATS」,「TAMSHII」,「ハンティングサマー」の4曲を続けて.
何があってもなくならないTOMO-ZOのMCコーナー.
山梨にちなんで中田英寿シュートビームを豪快?に決めた後にLEVINさんの紹介.
メンバーの第一印象は以前聞いたので,その後印象が変わったメンバーについてインタビュー.
曰く,一番ギャップがあったのがオレオ様とのこと.
以前見たときにはキーボードに乗って煽りまくっていて今の20倍アグレッシブな印象だったそうで
『キーボード弾いてない人なんだろうな』
と思っていたそう.
で,いざサポートすることになり一緒にリハしてみると
『ちゃんと弾いてた!』
と(笑)
そしてLEVINさんのスタジオ利用,唯一ペットボトルを捨てる時に,きちんとラベルを剥がして,キャップを外し,つぶしてから捨てていて,ちゃんとしてるなと感心したそうです.
色々とイジられ褒められ,嬉し恥ずかしでテンション迷子なオレオ様.
そんなオレオ様をよそにマイペースにMCは進行.
今回の日替わりメンバー紹介はチョッパーの番.
一緒に住み始めて早11年.
ある日寝ていると夜中にうめき声が聞こえてきて,『聞こえてはいけない声が聞こえてしまった!』
と恐怖を感じながらチョッパーの部屋に助けを求めにいくと・・・
うめき声の正体は…曲作り中のチョッパーの歌声だったというオチ(笑)
結構な威力らしく,時に愛犬のスクすらも吠え,時にTOMO-ZOの部屋にスクが避難してくる程らしいです(笑)
終盤は「Dear」,「Dreamer」と新曲を続け,「Gold Dash」を挟んで,これまた新曲の「Day’s」で本編を締めくくり.
LEVINさんが退場してアンコールパートに.
コロナ禍で考える時間が増える中で,思ったことがあるというチョッパー.
バンドを続けていくのが難しい環境ではあるけれども,いつ何時でもみんなに『会いたい』『一緒にいたい』と思ってもらえる存在であり続けたい,という想いがより一層強くなったそう.
最後は「Lux」からの「シャキシャキして!!」で一部終了.
2部
注意事項説明の前説はオレオ様が担当.
「Gold Dash」から始まり,少し久しぶりな感じもする「MUSIC BATTLER」,「デジタルフィクション」と続けて,挨拶を挟んで「起死回生Forever」に「LosT AngeL」と攻め攻めな序盤.
セトリを決めた本人達も『セトリが半端ない』,『ジェットコースターみたい』と口々に言うくらいの激しさ.
1部同様にアコースティックコーナー.
2部ははなちゃんとTOMO-ZOのハナ&トモのコンビ.
セッティングの間,何か言いたいことがあった…と考えるはなちゃん.
結局言いたいことが思い出せず,何だったのかお客さんも気になり,はなちゃんも言いたかったことが言えず,みんながモヤモヤを抱えて終わることに…
この2人で披露するのは最近恒例の「ずっと」
その後,他のメンバーも呼び込んで「道化ism」をアコースティックアレンジで.
最近新曲も増えてきているが,時間があるのでまだまだ制作しているというガチャピン.
各々の進捗を報告する中でオレオ様だけ『できてない』報告をしてきたという出来事が.
はなちゃんが『曲ができた』
アンジーさんが『歌詞がここまで出来ました』
TOMO-ZOが『アレンジできた』
という流れで,
オレオ様の『できてません』
という報告が来て笑ったというチョッパー.
一応オレオ様が弁明.
やりたい気持ちはあるものの,作業は進んでいない状態で,でも何か連絡しなきゃ…という想いが溢れた結果,長文メール送ったものの,内容的には何も進んでない報告になった,とのこと(笑)
次のブロックはここ最近のライブでは毎回やっているものの,いまだにタイトル未定の新曲から.
そこから「永久No mission」,「常識デストロイヤー」,「シャキシャキして!!」,「赤裸ライアー」と続けて披露.
「常識デストロイヤー」では,マスクは使わずに,アンジーさんが拡声器使って歌うパフォーマンス.
この曲でマスクを使うこともなくなり,「JUICY BEATS」で光る手袋も使わなくなって久しいし,ライブの度に小道具アレコレ大忙しだったのが遠い昔のようですね…
TOMO-ZOのお喋りコーナー冒頭は恒例のビーム.
1部に引き続き地元所縁の方にあやかった?ビームということで森進一のおふくろさんビームがさく裂…
のはずがオレオ様曰く『凍え死にそうな』声でのビームに(笑)
本番前にはなちゃんに教えてもらった,という発言に端を発してはなちゃんも巻き添えでビームをやる羽目に(笑)
この時にトーン高めの声で『やだー』と拒否してたはなちゃんは,はなちゃんって感じで可愛いかったですね~
そんな模様も惜しげもなくYoutubeチャンネル『ガチャっとTV』の動画で晒されています(笑)
こちらも1部に引き続きLEVINさんにメンバーのギャップについてインタビュー.
TOMO-ZO:
一番最先端でスペイシーなイメージ⇒ギターアレンジの選び方をとっても渋いおじさんな感じ
チョッパー:
一番怖いイメージ⇒気配りが細かくて優しい
アンジー:
クラブとか毎週行ってそう⇒真面目で腰低い
はなちゃん:
お弁当が小さい
はなちゃんのお弁当に関してはメンバー各自もそう感じていたようで,一斉に同意しながら喋り始め,ステージ上で収集つかない感じで繰り広げられるクロストーク.
そんな光景を笑顔で見守るTOMO-ZOという絵面.
思わずチョッパーが
これトークショー?
と自身も含めて突っ込みを入れつつ,TOMO-ZOのコーナーだよねと軌道修正.
結局トークが盛り上がったので,これでMC終わりにして最後のブロックに行くことに(笑)
最後のブロックは「rewind」,「FRUSTLATION」,「Redline」で本編を締めくくり.
アンコールパートは「Lux」からの「超えてゆけ」で1部以上にトークが盛り上がった2部が終了.
開始から1年数か月でようやく2桁に到達したロケスピツアー.
今後のライブ
再開したロケスピツアーを含めて現在次のライブが決定しています.
- 2021/06/13(sun) 札幌cube garden 「ROCKET SPIRITS」Restart!! 念願の12/47
- 2021/06/20(sun) 東京 EX THEATER ROPPONGI LIVE 2021「 Dear_____ 」
なかなか情勢的にライブ予定を確定し辛いこともあるかと思いますが,6月以降の予定は未だ発表されていません.
そんな中でおそらく年内では唯一でなるであろうと言われている大きな会場でのライブが6月20日のEX THEATER ROPPONGIで行われる予定です.
キャパに対して半分程度に入場者数を絞って,感染防止対策を万全に講じて,今の状況下でもちゃんとしたライブを見せたい,という意気込みを滲ませている公演です.
そんな公演のチケット一般発売が始まっています.
また,ライブに先駆けてガチャピンとしては初となる配信でのシングル発売が6月9日に予定されています.
昨年からライブで解禁されている新曲達とはまた異なる新曲が収録されるというこのシングルの発売に合わせて,新たな告知もされるとのことなので,無事シングルがリリースされ,ライブが開催できることを祈りつつ,続報を待ちたいと思います.
ではでは.