マイクパフォーマーのアンジェリーナ1/3(アンジー)さんが神田伯山さんのラジオで代役務めたり,サンデージャポンに呼ばれたり,ラジオ各局でソロ特番が組まれたり,何かと話題のガールズバンドGacharic Spin(ガチャピン).
今年(2022年)1月に開催されたアンジーさん成人式を兼ねたZepp HANEDAでのワンマン依頼となる大きな会場,豊洲PITでのワンマンライブ.
事前の各種告知でガチャピンのふり幅を目一杯活かしたライブになるということで,きっと疲れるからと,万全に体調を整えて来るよう言われていたので,何やるのかという期待と恐怖(笑)を抱えて行ってきましたの巻.
ライブ概要
今回のライブ概要です.
2022/07/02(sat) 豊洲PIT
Gacharic Spin LIVE 2022「☆G!G!G!PREMIUM!!」
OPEN 16:15 / START 17:00
[チケット]
全席指定
プレミアムチケット ¥15,000(税込) [1人2枚迄 6列目迄/特典付]
通常チケット ¥5,500(税込) [枚数制限1人4枚迄]
ガチャピンとしては豊洲PITでのライブは2018年9月にでんぱ組.incのツアーで対バンして以来,ワンマンライブをやるのは初.
オフィシャルHPの記載でスタンディングで3103名入れる広い会場ですが,今回は座席ありレイアウトということで1328席.
コロナ禍ということもありますが,ガチャピンはコロナ以前から普段ライブハウスには行きにくい方でも気軽に観られるようにと大ハコでのライブは基本座席ありスタイルなのです.
今回もライブに合わせて新グッズが発売ということで先行物販に合わせて現地へ.
季節外れともいえる気温の上昇の中で物販待機列に並んでいたわけですが、幸い豊洲PIT会場前には広いスペースと屋根があり,風も吹いていたので思っていたよりはマシな環境.
とはいえ暑いは暑いので水分補給しつつ並んでいたのですが,途中で待機している人に塩分補給タブレットが配布されたりと運営側の気配りも.
物販は事前に告知されている通り,現金,paypay,クレジットカードでの決済が用意されていたのですが,現金専用の窓口が2箇所,キャッシュレス(paypay,クレジット)の窓口が1箇所.
ご時世柄もありキャッシュレスの人が圧倒的に多く,キャッシュレスの列が進まず,現金専用のところはスカスカ…みたいな状態にもなっていたので,暑さに耐えきれずささっと現金で物販を済ませて一時退避.
涼んでから開場時間を目指して再び会場に.
今回は運よくプレミアムチケットが当たったので入場時に特典もゲット.
今回の特典はジグソーパズルとDVDでした.
ライブレポ
入場するとステージは後方が一段上がっていてそこにキーボードとドラム.
ステージ中央に階段があって,バックには大きく映像を投影.
ステージ上の段には一面にメンバーの写真が貼り付けられていました.
(後述の撮影可の時に撮影したステージ画像)
時間になり会場暗転,ステージ上にメンバー自身による諸注意の映像が映し出された後に,マントに怪しげな仮面を被った人物が登場.
ライブが始まるのにタイトルである「G!G!G!」が何の略が決まってないけどどうするんだとメンバーに振ったところで,スーツにサングラスで髪もビシッと決めたメンバーがテーブルを囲み,ライブタイトルを考える会議風景に.
ライブタイトルについて事前にどんなのがいいかを募集しており,それらが書かれたカードがテーブルに並び,それを選びながらあーでもないこーでもないとやりとりする形で進行.
一番多かったのは当然”Gacharic Spin“の”G“.
次いで多かったのがガチャピンの存在が色々なものを与えくれる,メンバーもみんなから色々なものを貰っているということで”Gift“の”G“.
ここまでは真っ当.ここから方向性がおかしくなり…
「ギターの娘が可愛いのG」から「ギターの「古賀」可愛い」に派生してTOMO-ZOライクな恰好でTOMO-ZOのギターを持ったチョッパーの画像が差し込まれる(笑)
「ギターの娘が可愛い」はどうせお供-ZO(TOMO-ZO推し)の仕業だろ,とあしらわれてましたが…
更にじじいのGやガブガブ飲むのGなどなど…だいぶふざけた回答にTOMO-ZOがご立腹という流れで最終的にチョッパーの手により,いい案があったということでタイトルが決定.
Gacharic Spin Ground Games
会場をグラウンドに見立てて,運動会さながら,みんなでゲームの如く楽しもう!という趣旨.
めでたくタイトルが決まったわけですが,ここでひとつの可能性にだけ言及しておきたいと思います.
「ギターの娘が可愛い」をお供-ZOの仕業と即断していましたが,ここでガチャピンメンバーを振り返ってみましょう.
FチョッパーKOGA:ベース
はな:ギターボーカル
TOMO-ZO:ギター
オレオレオナ:キーボード
アンジェリーナ1/3:マイクパフォーマー
yuri:ドラム
そうです,ガチャピンには現在「ギターの娘」が2人いるのです.
よって「ギターの娘(TOMO-ZO)」と「ギターの娘(はなちゃん)」の可能性があるため,一概にお供-ZOの仕業とは言い切れないのです.
まぁ遡って調べてみるとお供-ZOの仕業なんですけどね
ということなので,総じてTOMO-ZOもはなちゃんも,そしてギター持ってようがベース持ってようがKOGAさんも可愛いということです.
そんな映像に続いて準備運動ということでGS体操第一のインストラクターとして鈴木玲緒奈さん(オレオ様)が登場.
A:アンジーさん,Y:yuriさん,O:オレオ様,T:TOMO-ZO,H:はなちゃん,という感じでメンバーのイニシャルに合わせた形に手を上げる運動を会場中で.
チョッパーだけないやん…と思っていたらチョッパーのボースとして映しだされたのはグラビア時代の画像と共に『だっちゅーの』の文字(笑)
90年代後半に一世を風靡したパイレーツの持ちネタ…ということが,おそらく会場内にいるであろうアンジーさんと同世代あたりの人達には通じないのではなかろうか…
その後,鈴木玲緒奈さんの指示でクラップしながらメンバーを呼び込み.
メンバーがステージ上に揃ってようやくライブ本編へ.
1曲目は昨年披露からずっと「タイトル未定」として演奏されてきた曲.
こちらは先日のライブの様子がYoutubeにアップされていますね.
続いてアッパーチューンの「1 GAME」
チョッパーとTOMO-ZOがテンション高めにギター&ベース回し.
…したところでTOMO-ZOから何かがすっ飛んでギターの音が止まる.
オレオ様が飛んだ何かを探す傍らで上手側で予備のギターに持ち替えるもダメで下手側のスタッフの下に走っていき,何か喋ってから再び走って上手に戻って…と文字通りステージ上で右往左往するTOMO-ZO.
結局チョッパーが公開リハやっているテイで一度演奏を止めることに.
後々本人がツイートしていましたが,ギター回しによってワイヤレスが飛んでいったみたいです.
ステージ上で頭の上で手を合わせて全身で謝罪のポーズのTOMO-ZOをよそに,どこからライブをやり直すかをステージ上で協議.
何故か「1 GAME」ではなくライブのド頭のクラップからやり直そうとするチョッパー.
はなちゃんが『そこからやるの!?』みたいに苦笑いしていたけど,我々もそう(笑)
結局本当にライブ本編の頭からやり直すということで,メンバーが一度退場.
音は出せないのでオレオ様の合図でみんなでクラップ,オレオ様が踊りながら煽ってメンバーを呼び込み,再びライブスタート…のはずがクラップが鳴りやまず始めるタイミングが見いだせず(笑)
クラップ止めないと始められないんだわ,と説明した後,
静かにしてっ!!
とオレオ様(笑)
やれと言っといて静かにしてってヒドイとはアンジーさんのお言葉.
ごもっとも.
気を取り直して本編TAKE 2がスタート.
「タイトル未定」,「1 GAME」,「赤裸ライアー」という最初のブロック.
トラブルがあって,最早最初からメンバーもお客さんも変なテンションでしたね(笑)
こういったトラブルへの対応も過去の経験があってこそ.
それこそ2016年のTOKYO DOME CITY HALLでのワンマンでは,やはりライブ開始早々にスピーカーの音が飛び,復旧までしばらく中断するというハプニングもありましたからね.
Gacharic Spin、機材トラブルを乗り越えてツアー完走! 初の野音ワンマン開催も決定
https://rockinon.com/news/detail/151454
今回のライブは1/3が音源化されていない新曲というセットリストで,今のガチャピンを感じてもらいつつ,新旧色んな曲を織り交ぜているという構成.
続くブロックも音源化されていない「KIRAKIRAI」,「Parallel ⇆ loop」の2曲から,アルバムGacharic Spin収録の「Forever 9teen」
今回のライブはステージ上のスクリーンに楽曲に応じた映像や歌詞がほぼ全編投影されていて,音源化されていない楽曲ではこういう歌詞なのか!と発見もあり,既存の曲も映像による演出で普段とまた違った見え方もあり,面白い試みだったかなと.
他にも「Forever 9teen」ではPVの映像も映し出されましたね.
続いては座ってゆったり聞くコーナーということで着席を促される.
ここではなちゃんが夢の話.
常々言っていることではあるけど,もっともっと大きな会場でライブをやるのが夢であると.
ガチャピンライブに何度も参加している人であれば,夢を口に出すということで「夢言実行」やるのな?と思った人もいそうなMCの切り出し方でしたが…
寝ている時に見る夢の話をしたいと思います
そうでもなく話は違う方向へ…
直近で見たテレビの影響を色濃く受けて,色々な有名人が出てきてははなちゃんのことを頼ってくるという内容らしい.
一時期,夢占いにハマっていたというチョッパーによると,この手の夢は…
チヤホヤされたい願望が表れている
とのこと(笑)
そんなMCからガラっと雰囲気を変えて,あなたの居場所はここにあるよ…と歌う新曲「Where you belong」を披露.
更に,ライブあってこそのガチャピンというのを表した新曲「GS!! Live Love Life!!」も披露.
なんともガチャピンっぽいタイトルで,今回のライブタイトルもL!L!L!(Live Love Life)でもよかったのではないか説.
そんな新曲に続いては,コロナで活動が難しい2020年のライブで披露され,最新アルバムにも収録されている,ガチャピンからファンへの手紙みたいという意見から名づけられた「Dear_____」
「Dear_____」では2番ではなちゃんとアンジーさんがフロアを飛び出し,フロア左右の2階スペースに出てきて歌う場面も.
メンバーが一度退場して,退場したメンバーが戻った楽屋(という設定)の映像が流れ始める.
ライブ前の映像で仮面がぶっていたのは実ははなちゃんで,仮面外しておにぎり食べてる様子が楽屋のモニターに映り,慌てて仮面を被ってメンバーにミッションを発動.
メンバーがワープした先は体育館.
そこで体力測定バトルがミッションとして勃発.
余談ですが,この撮影の合間にメンバーが全力でバスケするオフショットも公開されていますね.
体力測定は次の5番勝負
1.反復横跳び
2.立ち幅跳び
3.前屈
4.上体起こし
5.砂袋ジャンプ+ほふく前進
細かい結果の数字は最早記憶の彼方ですが,立ち幅跳びや前屈などでTOMO-ZOよりも低い記録をたたき出すオレオ様・・・というのが意外でしたね.
メンバーへのミッションに続き,我々へのミッションということで,メンバー再登場して只管ジャンプし続ける曲「リバースサイコロジー」へ.
ところが我々のジャンプがまばらということで一度演奏を止めて,アンジーさんが苦言を呈しつつ,
20歳でもキツイんだぞ!
とやり直しするにもキツイのは年齢関係なく一緒だぞと煽る.
もう一回やる流れになったところで,唐突にyuriさんが
同期の関係で最初からしかできないのー(棒)
この瞬間に会場中が,計画された予定調和であったことを悟ったのではないでしょうか.
チョッパーもリハやるたびに台詞がヘタになるのはなんでだろう,と仰っていましたが.
そんなわけで再びジャンプをし続けながら「リバースサイコロジー」を終えたところで,久々に聞いた音が耳に入ってくる.
これは…5分間ももあげする曲のイントロ,そう「WINNER」の幕開けです.
全力ジャンプからの5分ももあげ(笑)
どうやら事前に体力使うと脅されつつ告知されていたブロックがここの模様.
我々もアンジーさんもクタクタになりつつ5分間走り抜け,アンジーさんがゴールテープ(これも懐かしい)を切ったところで次の曲は「シャキシャキして!!」
メンバーがフェイスシールドを装着し,手作りのミニ楽器(段ボール製)を手にしてフロアに降りてきました!
客席間の通路でお客さんと一緒に踊る演出なのですが,楽器だけ置き去りにされて無人となった豊洲PITの広いステージはなかなかシュールな光景でした(笑)
曲の終盤はメンバーがステージ上に並びたち,歌って踊る形で,ステージに戻っても楽器は弾かず歌って踊ることに終始.
これも事前にメンバーが踊る練習をしている動画が流れてきていたので,予想はしていましたが,実際見ると同じ振り付けなのにメンバー6人個性が出ていて面白かったですね.
このブロック最後の曲でTOMO-ZOがセンターに.
ステージを左右に移動しながら『だいじょうぶぅ⤴』と会心?の演技を見せた後に始まったのは「マジックアンブレラガール」
以前のワンマンでは傘を持ったダンサーが踊っていましたが,今回はアンジーさんのみ傘を手にパフォーマンス.
…と思いきやサビでは後ろのスクリーンに傘を持って踊るTOMO-ZOの姿.
更に終盤では他のメンバーも傘を持って踊る姿が映し出されました(笑)
やっぱりTOMO-ZO曲は前後の曲も,ガチャピンの体制も時代も関係なく,始まるとTOMO-ZOワールドになるのは変わりなく,ペンライトピンクにするお供-ZOの姿と共ににこやかな時間でしたね.
そのままの流れでワンマン恒例TOMO-ZOのお喋りコーナーへ.
宇宙人(設定)のTOMO-ZOによるビームでお客さんをなぎ倒した(着席させた)後に恒例のメンバー紹介.
色んな楽器を演奏でき,ガチャピンの音楽を纏める大黒柱ながら,音楽以外はさっぱり.
今回販売している色紙にメンバーで日付と会場名,サインを書いていたところ,はなちゃんが担当した色紙をよく見るとそこには・・・
“豊州PIT“
漢字が書ける日と書けない日があると紹介されるはなちゃん(笑)
ラジオで神田伯山さんの目に(耳に?)留まり,コロナでお休みの際にはラジオの代役を務め,それが爆笑問題の太田さんの目に(耳に?)留まり,サンデージャポンへの出演するという大活躍の20歳.
先日も文化放送で1時間の特番ラジオを放送.
…そこで届いたお便りに書いてあった楊貴妃を「ようめいしゅ」と読み,豊臣秀吉を「とよとみひできち」と読んでしまい,センター2人(はなちゃん&アンジーさん)は大丈夫かと心配されるのでした(笑)
見た目も雰囲気も可愛いことを自覚しているらしいyuriさん.
リハの時には周りに常におじさんスタッフがついているとか…
最近,言われてうれしい言葉は?と聞かれて
好き!
と答えたらしく,あざとい!と紹介されておりました(笑)
先日,お店でお酒を買おうとしたところ未成年と思われ止められたらしく,その時身分証を持っていなかったのでどうしようかと,とりあえずマスクをずらして顔を見せたところ店員さんが
『あぁ…』
と納得して売ってくれたそうで…
マスクの下の何が問題なんだよ!!
とステージ上で憤っておられました(笑)
実はその後ろでスクリーンにマスクをずらしたオレオ様のアップが映し出されており,そこにはカッコ書きで年齢も添えられておりました…
元々オーディションに合格してグラビアをやっていたということを紹介.
オーディション時に飛びぬけて容姿やキャラがよかったというわけではないけど,何か気になるから合格!となったとか…
その後リリースされた映像作品『不思議の国のプチみ』のVHSが事務所から見つかったということでデカデカとスクリーンに映し出される(笑)
『プチみ』ではなく『不気味』とイジられつつ,更に希望者にVHSを物販で売るということで,挙手制で希望者を募ったりも…
ギターが弾けて歌も歌えて物販担当もできる,と例によって(不慣れな)自画自賛をして
天は二物を与えた!
と締めくくっておられました.
そんなたどたどしくも毒っ気のあるメンバー紹介の後は「Mind Set」から後半戦へ.
な!な!なんと,この曲は丸ごと撮影OK,SNSへの投稿OKという今までにない試みが!
みんな慌ててスマホを手にして撮影しつつ曲を楽しむという不慣れなスタイルに.
自分の前方の人を見てると,全体を撮ってみたり,好きなメンバー1点集中で撮ってみたり人ぞれぞれ.
ちなみに私は,大きいワンマンだとメンバー6人横並びの画が見れるのがいいなぁと,全体俯瞰(と言いつつ下手より目線)で見ているので,撮影も全体を.
個性バラバラな,それでいて強烈なキャラクターの6人が並び立つ姿はヒーロー感というか,アベンジャーズ感あるよね,と勝手に思っています.
とてもさっきまでビームやら,漢字かけないやら,あざといやら,年齢やら,グラビアやら話していた人達とは思えない絵面ですよね(笑)
このふり幅こそがGacharic Spin.
そこから「ミライ論争」,新曲の「New leaf」と続けて本編最後は「I wish I」で締めくくり.
拍手が鳴りやまない中,メンバーが再登場.
チョッパーからお礼と挨拶.
色んなところで色々な人に,ガチャピンに元気を貰っている,ガチャピンがいてくれたから,ガチャピンのおかげで…と言ってもらえるけど,それはこっち(ガチャピン側)もそう.
みんな(お客さん)がいるから,ステージに立てている.
と感謝の言葉と.
これからも支え合っていける存在でありたい
チョッパーがこういったわけですが,自分たちの音楽で元気を与える,的な言葉はよく聞くけど,アーティストと我々客が支え合っていく,というのがガチャピンらしいなと.
メンバーは6人だけど,ライブを作っているお客さん,スタッフさん,関係者みんなひっくるめてガチャピンなんだというのは常々言っていることで.
そんな想いも込めて披露されたのが「365日」
ここでしんみり終わるわけはなく,最後の最後はガチャピン最初のシングルにして長らく代名詞的な曲であった「Lock On!!」
一時はライブで必ずやる曲であった「Lock On!!」も聞くのは久しぶり,たまに演奏される曲になったという事実に改めて時の流れを感じた瞬間.
ライブ中も言及していましたが活動13年目,持ち曲はゆうに100曲を超えるわけで,体制が変わり「今」のガチャピンを見せるためには新曲が多くなるのは必然.
そんな中で今回のライブはチョッパーの言葉を借りるなら『全部のせ』
全体の1/3が新曲ながら,最近の曲とそれ以外を織り交ぜ,カッコイイもカワイイも楽しいも,面白いも,ガチャピンの持つ全部を詰め込んだライブ.
5期でセルフプロデュースとなって以降の曲,更には新曲が多めのセットリストということで以前の曲を聞きたかったという声もあれば,逆にカッコイイよりも楽しい,面白いに振った昔の雰囲気もやるのかという不安の声もあり,なかなか選曲や演出に関しては難しいところ.
この辺の考えについてはチョッパーがインスタでも書いていますが,安パイに置きにいくのではなく常にチャレンジし,何を求められているか,何がいいのかを探っているというのが現状なのだと思います.
普通?に4人組バンドから始まって,ピンチの度にメンバー編成もフォーメーションも色々代わり,当初から楽曲の振り幅の広さもあり,何か変化する度に賛否ある中で歩みを進めてきて,自分たちの力で評価も印象も塗り替えてきたバンド.
ずっとそれを見てきた身としては,そういった変化は常にあれど根っこの部分は何も変わらずブレていないと感じていて.
それはライブを,音楽を楽しんでいて,周囲への感謝とリスペクトと共に,何よりお客さん,ファンのことを考えて活動しているバンドであるということ.
今はセルフプロデュースとなって,再び手探りで自分たちの道を進んでいる最中.
だからこそ「今」の体制で「今」のガチャピンでの曲やパフォーマンスに比重を置いているタイミングなんだと思います.
yuriさんも本格復帰して,LEVINさんのサポートなしで6人だけでライブをやれる状態ですし.
やろうと思えば新曲+昨年リリースのアルバム『Gacharic Spin』の曲だけでもライブはできたわけで,今回過去の曲や面白い部分も入れて『全部のせ』にしているのも様々な配慮を重ねた結果.
今回のライブを経て,また次のライブでは違った一面を入れつつガチャピンらしさ溢れるライブが見れるんだと思います.
MindSet新規なんて言葉があるくらい,最近ガチャピンを知って初めてライブに足を運んだ人に対しても,ガチャピンはこんな振り幅あるバンドなんだよ,と自己紹介するにはいいバランス感のライブだったかなと.
終演後はこの日のステージ上に貼られていた写真を貰いつつメンバーとエアーハイタッチする特典会.
一瞬で流れていくので何を喋るというわけでもないんですが,ライブ直後に間近で顔を見つつお疲れ様,と言える機会があるのはやっぱりいいよなぁと思った次第.
ちなみに貰えた写真は運よく6人全員映っているものでした!
今後のライブ
メンバー退場後に会場内のスクリーンで次のライブ決定のお知らせがありました.
2023/02/23(thu) LINE CUBE SHIBUYA
Gacharic Spin LIVE 2023「タイトル未定」
OPEN16:30 / START17:30
[チケット]
プレミアムチケット ¥15,000(税込) [前方席 / 特典付]
通常チケット前売 ¥6,500(税込)
FC「ガチャレンジャー」会員先行受付 7/2(土)21:00~7/18(月)23:59まで (抽選/最優先)
受付URL:https://l-tike.com/st1/gs230223fc
FC「ガチャレンジャー」会員先行2次受付 7/28(木)10:00~8/7(日)23:59まで (抽選/優先)
受付URL:https://l-tike.com/st1/gs230223fc2
OFFICIAL HP先行受付:8/18(木)10:00~9/4(日)23:59まで (抽選)
受付URL:https://l-tike.com/gacharicspin/
一般発売:2022年11月26日10:00~
中断している47都道府県ツアー『ROCKET SPIRITS』の日程とかも情報出るかなと思っていましたが,発表されたのは来年の大きな会場でのワンマンライブのみ.
ライブを見てると忘れがちですが,チョッパーも耳の不調で今年予定していたツアーをお休みにしたわけですし,年内は無理ないペースで活動するという感じなのかなと思います.
ではでは.