Gacharic Spin

GS 15th Anniversary!! LIVE「Harmony of Fifteen」

2024年10月でいよいよ活動15周年を迎えたガールズバンドGacharic Spin(ガチャピン).

15周年当日に,ホームと言える場所名古屋Electric Lady Landで開催された15周年記念ライブ

平日にも関わらずたくさんの人が集まったガチャピン15周年であり,第5期ガチャピン5周年でもあり,今度の活動のひとつ節目でもあったライブに行ってきましたの巻.

ライブ概要

今回のイベント概要です.

2024/10/08(火) 名古屋 Electric Lady Land
Thank you ♥ GS 15th Anniversary!! LIVE
「Harmony of Fifteen」

OPEN 18:30 / START 19:00

[チケット]
 ¥9,800(税込)
 ※メンバー直筆15周年記念サイン色紙を来場者全員にメンバーより手渡し

2009年10月8日 ell.FITS ALL.

Gacharic Spinが初めてライブハウスでライブを行った日から丸15年.

その日,その場所で.

15周年ライブを開催することが発表されたのが7月のワンマンライブ.

ell.FITS ALLでの周年ライブとなると10周年ライブ以来,5年ぶり.

平日とはいえ特別な日に特別な場所でのライブということで,応募が多数あったとのことで急遽会場が同建物一階のElectric Lady Landへ変更に

ell.FITS ALLのキャパが250
10周年ライブの時も満員の人だったので,今回もこうなることは必然といえば必然.

更にその後,配信されることも発表され,参加したい人も参加できない人も極力見れるようにという配慮はガチャピンらしさ.

とはいえ,活動規模が大きくなったとしても「同じ日に同じ場所で」ということを意気に感じてチケット申し込んだ人もいると思うので,当初のコンセプトが少し変わってしまったのはちょっと残念ではあったかなと.

ライブ会場のキャパ含めた選定は活動する側の方々の永遠のテーマであり,狭すぎても広すぎてもダメなので難しいところではありますが.

平日でもそれだけ人が15周年をお祝いするのに駆けつけるということ自体が,これまで積み上げてきた活動が実っている何よりの証拠でもありますし.

ということで,私も平日ライブは基本行けない身ですが,ここばかりは諸々調整して名古屋へ.

まずは最近周年に合わせて発売されている公式パンフレットGacha-Bonを始めとするグッズたちを購入すべく先行物販へ.

先行物販も本当に平日かな?というぐらい普段週末に参加するライブと変わらないくらい人が集まっていて,久々に会う人もいたり,やっぱり特別な感じがするなぁと.

15周年Tシャツは,ファーストアルバム「Delicious」のデザインを手掛けていたマコ・プリンシパルさんが再びデザインしていたり,クッションストラップは赤裸ライアーツアーのTシャツ以降,度々グッズデザインをしているお馴染み横田瑞貴さんデザインだったり,グッズからも歴史を感じますね.

横田さんデザインの赤裸ライアーツアーTシャツは,当時ダサい(失礼)デザイン上等だったガチャピンにあって,珍しい洗練されたデザインで評判良かった記憶.
(なぜか我が家にも5枚くらいあります 笑)

ランダムだったこの日のGacha-Bon購入特典のフォトやクッションストラップも色々あって目当てのものは無事手元に.

ライブレポ

今回のライブでは会場内に女性・子ども優先エリアが久々に設けられました.

ライブの様子は2024年10月15日まではアーカイブ配信されているので,間に合う人はそちらを見れば文章読むよりよっぽど伝わると思います(笑)

ということでここから私目線(下手側)で.

時間を少し過ぎたところで「Lock On!!」のSEに乗せて「Restaurant・F」のPV衣装であるつなぎを身にまとったメンバーが颯爽と登場.

15周年を記念したアルバム「Feast」にも再レコーディングして収録された「Lock On!! 2024」で幕開け.

続けて,同じく「Feast」に収録される今年披露された新曲「乱心glow」,最近のライブでもやっているアッパーチューン「Redline」というブロック.

10周年ライブ以降,周年はどちらかと言えば過去の歴史を振り返りつつお祝い,なセットリストなイメージだったので,いきなり「乱心glow」来るのはちょっと予想外でした.

(あと,10周年と同じく「Across the now!!」始まりをちょっと期待してました)

アンジーさんの挨拶,チョッパーから会場変更した説明.

続いて各メンバーからも挨拶.

とりあえずアンジーさん

15年前はランドセル背負っておりました!

と言ってて戦慄を覚えました(笑)

そしてチョッパーは最初のMCで泣きそうになって,早い早いと突っ込まれるいつもの?流れも.

次のブロックはZepp Hanedaでのアンジーさん成人式ワンマン以来となる「シナリオ」から「TAMSHII」「Live Every Moment」とこれまた新旧織り交ぜた曲を演奏.

ここで発売を翌日に控えた「Feast」の話.

所謂フラゲ日であったので,既にライブ前にCD手にして聞いてきた人も結構いましたね.

なんなら会場の物販でもCD売っていたので,今日が実質発売日か?的な話に(笑)

そんなアルバム収録曲から,先日のTOKYO DOME CITY HALLワンマンで披露された新曲「High Grayinbow」,13周年ライブでも披露された「GS!Live Love Life!!」が歌詞を変え生まれ変わった「No.1」,そして週末ならぬ「周年ファンタジー」を披露.

TOMO-ZOボーカルのファンタジーシリーズもめっきりライブでやる頻度は減りましたが,唯一「週末ファンタジー」「週末」「年末」だったり「周年」だったり変えて歌う汎用性?とお祭り感ある楽曲ということもあって,こういうタイミングでは結構やりますよね~(楽しい)

アンジーさんから改めての感謝の言葉と共に,Gacharic Spinの音が少しでもみんなに寄り添って,頑張ろうと思ってもらえれば,と伝えてから「where you belong」へ.

そして,オレオ様の詞が沁みる「ハーフウェイ、その先へ」とアルバム収録曲が多めの前半戦.

ここで少し事件が.

MCしている後ろで,曲中に勢い余り過ぎて手から出血したyuriさんが手当を受けるという・・・
(幸い軽傷だったみたいですが・・・)

チョッパーがセットリストについて

週末からのwhere you belongは情緒がヤバい

自分たちで決めたのでは・・・(笑)

ここでアンジーさんが15年続けるというのはどんな感じなのかチョッパーに確認.

聞かれた当人は相応の覚悟をもってバンドを立ち上げて,2年で形にならなければスパッとやめると考えていたと振り返る.

この話を聞いていたもう1人のオリジナルメンバーであるはなちゃんは・・・

そうだっけ?の顔(笑)

思わずチョッパー

覚えてないのー!?

と驚いておりました(笑)

横でほぼオリジナルメンバーなTOMO-ZOが覚えてる覚えてるとフォローしてましたが.

流石今を生きているはなちゃん

2年をまず目標にして活動を続けていく中で,縁がつながっていていろんな人たちとの出会いを通じて続けていきたい,と思っているうちに15年経ったと.

その中で2012年のボーカル脱退のピンチの時にライブ出演中止のお詫びにell.FITS ALLに来て,ライブのMCをやった思い出話も.

そんな思い出話に続いて,チョッパーがここでやる意味がある大切な曲を,という前フリ.

アンジーさんもバラードゾーンだったので,それに続く曲をもう1曲,という前フリ.

・・・だけどちょっと表情がちょっと怪しい.

これはもしや・・・と思っていると

ベンベンベンベン!

始まったのは「Ben-Jan-Dan」

ですよねー(笑)

この前フリの感じもなんだか懐かしい.

途中のゴムパッチンゾーンはアンジーさんVSオレオ様,と見せかけてオレオ様がゴムをチョッパーにくわえさせる(笑)

アンジーさんの手には「ドッキリ大成功」の文字と裏面にチョッパーの写真が貼られたウチワ(笑)

おびえながらゴムパッチンをきれいにくらって,ステージ上に倒れこむチョッパー(笑)

そのままラスサビ終わって,急いでお立ち台に上がってイントロのスラップ演奏からの「赤裸ライアー」,更に「ナンマイダ」

これこそどういう情緒なのか・・・(笑)

ここで何があっても不変なTOMO-ZOのお喋りコーナー.

まずは恒例の宇宙人設定とビームの説明から.

その後,一時ブームだった「Happy Birthday」をクラップと共に歌ってからのおめでとうビーム.

なぜか2回やった後に恒例のメンバー紹介へ.

ここで配信にノイズが乗っているということで,一旦中断してメンバーの顔面についてのトークや「Ben-Jan-Dan」ドッキリの裏話をしてつなぐ.

配信再開して,自分の自己紹介忘れてギター持って演奏準備入るTOMO-ZO

指摘されて,加入時は〇歳女性,そこから魔法使い設定の永遠の14歳,それが今は宇宙人で11億14歳,と遍歴を振り返りつつ自己紹介して感謝を述べる.

終盤戦は「Feast」から「Restaurant・F」「MindSet」「Lin-Lin-Lan」と続けて最後は,「Feast」リード曲である「ハレの日」で本編を締めくくり.


アンコールではチョッパーからみんなと15周年を迎えられたことに対して改めて感謝の言葉が.

そしてお知らせとして2025年に関しては活動ペースを緩やかにしていくことを報告.

こういったことを言わなくてもいいと言われたりもしたけど,みんなに心配をかけたくないのと,自分たちの考えをちゃんと伝えたいということでこの場で話しているとのこと.

とはいえみんなに会いたい気持ちはあるので,16周年ライブとして2025年10月12日にEX THEATERでワンマンライブを,年末恒例のライバー大宴祭を2025年12月27日にElectric Lady Landで実施することも発表.

この2本以外はバンドとしてのライブ予定は今のところなく,メンバー個々でライブだったり制作だったり,色んなことに挑戦していくとのこと.

アンコールは,感謝を込めての「今を生きてる」,そして最後は「ダンガンビート」で盛り上がって締めくくり.

ライブ終わった頃にはゆうに21時は回っており,電車で帰宅する人はバタバタと帰り支度をして出口に.

ライブ終わって急いで帰る,もしくは翌日そのまま出勤するエクストリーム出勤も,一時期はガチャピンライブでよく見た光景で,ちょっと懐かしい感じも.
(とはいえ帰る身からすると慌ただしいのですが)

更にこの日は特典として,帰りにメンバーからの色紙お渡し会もありました.

ライブ終わりで疲れてるであろうメンバーも秒で準備をして一人ひとりに色紙を渡してハイタッチでお見送り.

この辺もずっと変わらないガチャピンっぽい光景.

終わってみての率直な感想.

新譜「Feast」収録曲をメインに第5期でやってきた新旧曲たちをちりばめたセットリストでガチャピン15周年ライブであり,第5期5周年ライブといった趣だったなぁと.

今までの活動を振り返り総括する,というよりは「今」のガチャピンで15周年をみんなとお祝いする,そんな祝祭感あるライブだった印象.

最近の新曲ラッシュもあり,持ち曲としてはカバーも入れると140曲くらい

その中でどうしてもやらなくなっていく曲が出てくるのは仕方のないこと.

2013 Styleが終わる時にチョッパーが言っていた,もう二度とライブでやらない曲が出てくるかもしれない,その言葉が現実となってきている寂しさと,それだけガチャピンが前に歩みを進めている実感と,色んな気持ちが去来した2時間超のライブ.

そして何より,活動ペースをゆっくりにする話.

本人達も言っていた通り,一時は周りが休んだ方がいいのでは?と心配するぐらいのペースで活動していたので,アンジーさんの言葉を借りるなら『やっと走らなくてもいいと気づいたか』という気持ち.

オレオ様が涙ながらに心配していましたが,この話におもいっきり気落ちする人はそうはいないんじゃないかなと.

一方でソワソワというかザワザワというか,不安や期待が渦巻いている人はいるはず.

思い思いのペースで活動してほしい気持ちと,メンバー個々の新たなチャレンジが見れる嬉しさと,ガチャピンの今後に対する心配と.

ただ,過去の活動休止に比べるとずいぶんとポジティブなものなのは間違いないので,そこに対する心配は存外ないのが個人的な気持ち.

思い返すとチョッパーが前のバンド脱退してガチャピンを立ち上げるまでの期間,ボーカル脱退から2013 Styleが始まるまでの期間,2013 Style終焉から第5期が始まるまでの期間.

どれもメンバー変更や体制の変更を伴うもので,先の読めない中で始まってからも第5期最初の頃のライブではなちゃんが言っていた変化に伴い違和感が生じ,それを乗り越える進化が必要だったもの.

でも今回はメンバーが変わるわけでも何か体制が変わるわけでもないはず.

なのでガチャピンというホームを軸に各々が可能性を広げる,ゆっくり落ち着くいい機会なんだと思います.

アンジーさんの活躍は言わずもがな,はなちゃんSakiさん大村さんのライブサポートしたり,オレオ様がソロでアニメ挿入歌歌ったり,yuriさんも単独でドラムイベント等に参加したり,メンバー個々での活動は今年もあったので.

TOMO-ZOが例えていたように某ピースの麦わらの一味が2年間各々腕を磨いて再集結したように,16周年ライブやその先で集まったガチャピンはまたパワーアップしているはず.

もしからしたらTOMO-ZOが仙人になってたり,はなちゃんがマリンバとか叩いてたり,チョッパーがバク転してたりするかもしれません.(きっとしない)

はなちゃんが珍しく涙ながらに顔を覆って喋っていたり,オレオ様が過剰?な心配していたり,TOMO-ZOの言葉に少し引っかかりを覚えたりしたので不安が全くないといえばウソになりますが.

ガチャピンと共に歩んで15年(チョッパーとは18年?くらい).

何はともあれ,こちらもガチャピンのペースに歩調を合わせながら引き続きついていきたいなーと思う所存.

ひとつのバンドが形は変われど続いているのは改めてスゴイこと.

Gacharic Spin 15周年おめでとうございます!

余談.

ライブ翌日,おうちにGacha-Bonとフォトのセットが届きました.

今回のファンページに応募して採用されたプレゼントということで,期せずしてフォトが全員分揃いました.ありがたや.

今後のライブ・イベント

来年の話はありつつ,まずは2025年1月迄のドル箱との2マンライブツアーまでまだまだライブは続きます.

限られる参戦機会でしっかり今のガチャピンを見届けたいと思います!

2024/10/14(月) 渋谷 ストリームホール
NEW ALBUM「Feast」Release Party!!
〜ALL PLAY+α!!!! Special Time〜

OPEN 16:30 / START 17:00

[チケット]
 プレミアムチケット ¥11,000(税込)
 通常チケット前売 ¥5,500 (税込)
 U25チケット前売 ¥1,500 (税込)

発売日:9月7日(土)10:00~

47都道府県TOUR「ROCKET SPIRITS」Restart!!

2024/10/26(土) 鹿児島 SR HALL 〈念願の28/47〉
2024/10/27(日) 宮崎 LAZARUS 〈念願の29/47〉
2024/11/16(土) 岩手 盛岡ChangeWAVE 〈念願の30/47〉
2024/11/17(日) 青森Quarter 〈念願の31/47〉

[チケット]
 プレミアムチケット ¥11,000(税込)
 通常チケット前売 ¥5,500(税込)
 U25チケット前売 ¥1,500(税込/ドリンク代別)

一般発売日:9月7日(土)10:00~

Gacharic Spin × DOLL$BOXX
Zepp TOUR 2024-2025「GACHA BOXX」

2024/12/08(日)Zepp Haneda
2024/12/15(日)Zepp Fukuoka
2024/12/21(土)Zepp Sapporo
2024/12/29(日)Zepp Osaka Bayside
2025/01/12(日)Zepp Nagoya

OPEN 16:30 / START 17:30

[チケット]
 プレミアムチケット ¥16,500(税込)
 通常チケット前売 ¥6,800(税込)
 U25チケット前売 ¥1,500(税込)

OFFICIAL HP先行予約 : 7/26(金)19:30~8/12(月・祝)23:59迄
受付URL:https://l-tike.com/gachaboxx/

2024/11/04(月) 文化放送「くにまる食堂in 浜祭」

アンジェリーナ1/3出演

2024/11/09(土) 神奈川 Thunder Snake Atsugi
FC「ガチャレンジャー」限定 オレオレオナ BIRTHDAYイベント
「スナックオレオと美智子2024」

【1部】OPEN 14:00 / START 14:30
【2部】OPEN 17:00 / START 17:30
【出演者】オレオレオナ、F チョッパー KOGA
【各部】特典付きチケット¥6,600円(税込)

2024/12/20(金) 札幌 caffeine
FC「ガチャレンジャー」限定イベント
【出演者】アンジェリーナ1/3、yuri

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