Gacharic Spin Special LIVE 2023 NEW ALBUM「W」Release Party!!～ALL PLAY+α!!!! Special Time～

2023年10月で活動14周年を迎えるガールズバンドGacharic Spin(ガチャピン)．

7月にリリースされたレコード会社移籍後，初となるアルバム「W」のリリースを記念して開催された今回のライブ．

アルバムを曲順に全曲披露に加えて，今回は+αとして事前にリクエストを募る形でセットリストを構成．

初披露となったアルバム曲，久々の披露となった既存曲，全部ひっくるめてとてもガチャピンっぽいライブに行ってきましたの巻．

ライブ概要

今回のライブ概要です．

ガチャピンとしては二度目となる会場，渋谷ストリームホール．

渋谷駅直結の立地で，キャパ650人のサイズ感かつ建物の4～7階を占有しているのでエントランスやロビーも広々しているというなかなかに利便性よい場所．

最初にガチャピンがここでライブをやったのが4年程前の2019年5月．

アンジーさん，yuriさんを迎えた第5期としてベスト盤「ガチャっ10BEST」を引っ提げたツアーを回っている中でのワンマンライブ．

まだ第5期とはこうだ！というのは当然定まっておらず，新体制で文字通りイチからバンドの形を作り上げている最中．

ということで，サポートダンサーとしてMUCHA BRISの杏奈さんが入っていたり，yuriさんが「運命さえも変える言葉」でDJ岡本をやったりして2013 Style時代の名残もありつつ，yuriさんが「ハンティングサマー」でギター弾いたりと新たな試みも混在して，今とはまた違った意味で混沌としていた時期．

当時のワンマンの内容はコチラ．

 

 

そこから4年の月日が流れ，コロナ禍を乗り越える中でセルフプロデュースへの移行，レコード会社移籍を経て迎えた2度目の渋谷ストリームホールでのワンマン．

最新アルバム「W」オールプレイもさることながら，個人的には+αの部分でどんなことが起きるのかを楽しみにしつつ現地へ．

先行物販では「W」収録の10曲をモチーフとして，これまで関わりのあるデザイナーの方とメンバーによる楽曲別Tシャツが数量限定で販売されました．

【Gacharic Spin フルアルバム「W」10曲タイトルTシャツデザイン＆詳細決定！】

各種限定数での先着販売となります。ご希望の方はお早めにどうぞ。

販売会場：7/23(日) 渋谷ストリームホール

先行物販 14:30より販売 ※先行物販の終了時間は状況判断となります。#GacharicSpin#WタイトルTシャツ pic.twitter.com/QGg74dQ7Ci

— Gacharic Spin(ガチャリックスピン) (@Gachapin_info) July 14, 2023

このTシャツを買い逃すまいと物販を行う4Fへのエスカレーターが稼働する前から物販待機の列が出来上がり，先行物販開始時刻には結構な人が並んでいたので，急遽列がある程度はけるまでは物販はTシャツのみとして開始することに．

物販で無事Tシャツゲットした後に遅めのお昼食べつつ開場時間まで待機．

4Fの物販スペースの横には各方面からのお花も．

渋谷ストリーム内には飲食店も多数あり，トイレや休憩用のベンチも設置されているので，こういう待ち時間でも困らないのが便利．

開場時間になり4Fで呼び出しがあって，チケットもぎりとドリンク代支払い，ドリンク交換を済ませてからエスカレーターで6Fのホールへ．

前回は番号も悪く，フラットなホールの最後尾だったのでステージ見えにくかった記憶があるのですが，今回は比較的番号もよく下手側のステージ近くへ．

徐々に人で埋まっていく中で，下手にピンクな方々が多数いる光景に未だ慣れない私(笑)

ライブレポ

時間になり，アンジーさん以外の5人が登場して初めましてな激しめでかっこいいオープニングSEを生演奏．

演奏終わりにアンジーさんも登場して「レプリカ」でライブスタートして，「The Come Up Chapter」も続けて．

アンジーさんから挨拶があり，せっかくなのでと他のメンバーも1人ずつ挨拶．

普段緊張しないけど，この日はなぜか緊張しっぱなしと言うyuriさん，アルバム全曲だけでも大変なのに＋αも色々やってるから大変と言うはなちゃん，といった感じでメンバー各々らしい挨拶をしてチョッパーの番へ．

喋り始めたところで…

チーン

カッカッカッ

ローディさんが操作ミスってクリック音が会場内に響き渡る(笑)

本人がやらかさなくても周りがやらかして割を食ってしまうKOGAクオリティっぷりを冒頭から発揮する我らがリーダー(笑)

3曲目は先行で配信シングルとしてもリリースされた「カチカチ山」

もちろん途中でのyuriさん⇒はなちゃんのドラムチェンジも．

このライブに関してオールプレイなので全曲通しでやるんじゃないか，という声もあったけど，この曲(カチカチ山)があったのでできなかったとはチョッパーの談．

普段のライブであればこの曲に続けて「常識デストロイヤー」もそのままの編成でやったりするけど，アルバム曲順通りの縛りがあるので，当然この日は無し．

ということでここから，「rabbithole」，「ロンリーマート」，「KIRAKIRAI」，「Voice」，「Live Every Moment」，「ナンマイダ」，「リバースサイコロジー」と怒涛の7曲連続演奏．

「Voice」と「ナンマイダ」に関してはこの日が初披露．

アンジーさんが亡きお父さんのことを想い歌詞を書いた「Voice」ではひと際気持ちがこもっている感じがしましたね．

そしてタイトルだけで発表当時から話題というかザワザワしていた「ナンマイダ」

一言でいうと，とってもガチャピンな曲でした(笑)

が，しかし1番歌ってる時にマイクの音が出なくなるトラブル発生．
(アンジーさん曰く，マイクがナンマイダした 笑)

とっさにチョッパーのスタンドマイクを使ってワンコーラス目はしのぐ機転を利かせたもののあんまりアンジーさんの歌声が聞こえず．

それもそのはず．

後のMCで言ってましたが歌中はチョッパーのマイクのボリュームは絞ってあるとかなんとか…

マイクのボリュームが絞ってある理由は推して知るべし，ということでチョッパー推してください(そういうことではない)．

他にもはなちゃんとTOMO-ZOが光線銃使ってギタープレイ(TOMO-ZOはビームプレイ)を披露したりと何かと楽しい曲でございました．

オールプレイ部分が終わり，一度チョッパーとオレオ様は着替えのため退場．

ステージ上に残った4人で「カチカチ山」リハでのエピソードトーク．

アルバムから先行して配信リリースして，披露も他の曲より早かったのでリハに入って練習していた時の出来事をステージ上で再現．

イントロ演奏し始めると，どんどんどんどんBPMが加速していき，アンジーさんが歌い始める頃には早口でも歌えないのではないか，みたいな速度に(笑)

絶対おかしいでしょ！と当時を振り返りクレームつけるアンジーさんに対して，全然気づかなかったな～ととぼける演奏陣3人(笑)

その後，ノーマルスピードでやった後に『遅く感じたでしょ？』とアンジーさん．

カラオケでも歌いにくかったら，バカみたいに速いスピードでやった後にノーマルに戻すと遅く感じます！と謎のおすすめも(笑)

ここで発売したばかりのTシャツに着替えたチョッパーとオレオ様が登場．

そして改めてTシャツの紹介をしてから+αのパートへ．

事前にSNSでリクエストを募集しており，ここからはその結果を基にした選曲と紹介．

その結果について…

アンジーさんと一緒にやたらと『シリアス』を連呼するリーダー．

フリですよ，フリですよが隠し入れていないこの感じもまた懐かしい(笑)

シリアスですよのフリを存分にいれてから曲へ．

ですよね〜

ということで始まったのはシリアスの対岸にいる曲「Ben-Jan-Dan」

7月のなんばHatchでのワンマンで,オープニングアクトとして2013 Styleで久々に披露されたこの曲．

第5期Gacharic Spinとしてやるのは2019年末の大阪BIGCATでのワンマン以来．

動き回るオレオ様の姿見つつ，久々に間奏での肩組みやって，コロナ禍乗り越えたんだな〜としみじみ．

ゴムパッチンはオレオ様とアンジーさんの壮絶なあいこ続きのじゃんけんの結果？アンジーさんが喰らう形に．

続いてパパパン♪パパパン♪とクラップと共に鳴るTOMO-ZOのギター．

これまた久しぶりな「More Power」と「TAMASHII」

「More Power」も2020年末の梅田TRADでのワンマン以来2年半ぶり！

間奏ではメンバーのソロ回しが追加され新たなアレンジに．

「TAMASHII」終わりでTOMO-ZOがセンターのお立ち台に．

と語り，アカペラで「ファイナルなファンタジー」のサビを滔々と歌い始める(笑)

と最後一言だけ目をガン開きで強めに発音して，そのまま曲へ(笑)

最近TOMO-ZOの立ち位置が下手になり周りにお供-ZOな人がいるのでTOMO-ZO曲の盛り上がり方が見ていて興味深いです(笑)

このままの流れで不動のTOMO-ZOのお喋りコーナーへ．

喋り始めてすぐに水飲んだら？と促されるほど声掠れ気味なTOMO-ZO．

初めての方向けにビームのかかり方(空気の読み方)をレクチャーしてから中央のお立ち台に．

『渋谷といえばギャル，元祖ギャルアーティストといえば浜崎あゆみさん』と言った後

近年定番のライブ場所にちなんだ？アーティストの歌を歌ってからのビーム．

今回は浜崎あゆみの「M」

途中から『Maria』が『Tomoko』になってましたが(笑)

歌ってる時ずっと片手がナナメ後ろにぴーんと伸びていてオレオ様にも突っ込まれておりましたが，ご本人曰く

とのこと(笑)

恒例のメンバー紹介は手短に．

終盤戦は「Dear_____」から始まり，第5期Gacharic Spinの名刺代わりな曲と言える「MindSet」から「赤裸ライアー」，「ダンガンビート」とちょっと懐かしい感じもする流れで本編が終了．

曲出すのは子供産むみたいなもので，6人の気持ちを込めた曲達がみんなにたくさん聞いてもらって成長していくんだなと，アルバムの生みの苦しみと聞いてもらえる喜びを語るアンジーさん．

この曲もいっぱい聞いてもらって育ってほしいと言って始めたアンコール1曲目は「365日」

終盤みんなでのシンガロングもあり，優しい雰囲気に包まれた場内．

アンジーさんがここで…

と切り出す．

何事かと思ったら，自分のマイクがナンマイダしてしまったのでリベンジで「ナンマイダ」をもう一回やりたいとのこと．

これを受けてステージ上で年長組が集まってどうする？的な緊急会議スタート．

本当にアンジーさんが突発的に言ったようで，オレオ様も『どんな終わり方してたっけ？』とオンマイクのままで確認したり，ちょっとバタバタするステージ上．

それでも流石幾多の経験を積んできたバンド．

準備を整えて，「ナンマイダ」のリベンジマッチ開始．

無事ナンマイダできた？ところで，最後は5分間ももあげ「WINNER」

若干嫌そうな感じの声を一喝して気合入れるチョッパー．

この感じもまた懐かしいというか恐ろしいというか…

最後に6人並んで挨拶をしてライブに幕．

よく見ると「Ben-Jan-Jan-Dan」表記．

はなちゃんがギターボーカルになったので「Jan」が増えたとして・・・

キーボードは？

「Ben-Jan-Jan-Dan-Pee」にはならないのでしょうか…

オレオ様…

ライブ後は会場内に貼られていたスタンプカード用のQRコードとFCガチャレンジャー限定の企画であるスタンプ+1用のQRコードを物販で読み込み．

紙のスタンプ内のは寂しい感じもするけど，こうやって大人数集まるライブで1人ずつスタンプ押す手間考えると，効率は断然よいし不要な接触もしなくて済むので時代の流れだよなーという感じ．

更にこの日はこれだけでは終わらず当日CD購入者対象のサイン会も．

【#GacharicSpin】
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7/23@渋谷ストリームホールCD即売特典が決定！！
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📅7/23(日)渋谷ストリームホール
💿対象商品
NEW ALBUM「W」(初回限定盤)(通常盤)

🎁特典
初回限定盤：サイン会
通常盤：B2ポスターhttps://t.co/cH9k4beehF

この機会をお見逃しなく🥳#ガチャリックスピン@Gachapin_info pic.twitter.com/cEWPpoEgx3

— NIPPON CROWN👑 (@crownrecord) July 19, 2023

メンバー6人揃って1人ずつサイン貰いつつ僅かの時間ながら話もできるという久々な特典会．

久しぶり過ぎたのもあるし，振り返ってみてもアンジーさんやyuriさんと面と向かって喋った記憶がないので，最早何を喋ってよいか分からずありがとうございます～くらいの定型文で終わってしまう自分．
(2019年のツアーでは終演後物販にアンジーさんやyuriさんが立つこともあったのですが，時間の都合でライブ後速攻で帰ることが多く，その頃も面と向かったこと恐らくない自分…)

終わってみると始まる前の物販から終わった後の特典会まで含めて，とってもガチャリックスピンしていたなというのが感想．

MCでチョッパーもアルバム収録曲だけでも何種類のバンドなんだ？という幅の広さですが，＋αの部分で更にガチャピンの幅を存分に感じたセットリスト．

初期も初期からある曲「More Power」にパフォーマー入った時代の鉄板曲「ダンガンビート」，メジャーデビュー直後の代名詞的曲「赤裸ライアー」と第5期に至るまでの過程も辿ったような感じ．

(冗談抜きに)数えきれない量のTシャツを作るのもまた特徴で，ここにきてアルバム全曲分モチーフにしてTシャツ作ってしまうのもまたガチャピン．

そして何より見に来てくれる人，支えてくれている人のことを考えているバンドであることを短い時間ながらも感じたのが久々の特典会でのメンバーの姿．

始まる前から終わった後までGacharic Spinだな～と感じたライブでした！

今後のライブ・イベント

今後のライブ・イベントです．