ガチャピンロケスピツアー＠岐阜CLUB ROOTS

昨年末からコロナ禍で延期となっていた47都道府県ツアーROCKET SPIRITS(ロケスピツアー)を再開したガールズバンドGacharic Spin(ガチャピン)．

2021年9月にリリースされた，初のセルフプロデュースとなったアルバム『Gacharic Spin』をひっさげて東海地方3箇所を回るツアーの2日目，ロケスピツアーの18公演目である岐阜県，CLUB ROOTSでのライブに行ってきましたブログです．

ライブ概要

今回のライブの概要です．

岐阜では通算9回目となる今回のライブ．

【GS archives】岐阜編 早いものでかれこれ半年近く，25回以上やっています． 何がかというと中止となってしまったガールズバンドGacharic Spin...

前日の三重同様に，新型コロナウイルスの各種ガイドラインに沿って開催されていますが，スタンディングのキャパ350人に対して，確認した範囲でチケットが120番くらいまで出ていたので1/3程の集客だった模様．

もちろん椅子ありで，通常よりキャパ絞ってはいますが，もっと広いライブハウスでもっと少ない人数でライブを行っていたこともあるので，だいぶ人が入っているなぁという印象でした．

個人的な感想ですが，椅子が有ってある程度スペースも確保できる今のスタイルで，かつ，この日くらい人が入っているとフロア空いてるなという感じでもなく，ライブハウスのライブ感はありつつ，初めましての人でも来やすい環境なのかなという気がします．

ちなみにチケット数ある程度出していたこともあるかもしれませんが，この日は珍しく2部はソールドしておらず当日券がありました．

私もそうですが日曜ということで2部まで見ると帰りにくい方がいたことも理由かもしれないですね．

岐阜CLUB ROOTSは無料の駐車スペースがあるので，車で来場する方も多いですが，公共交通機関で移動となると，最寄の岐南駅まで徒歩で30分弱と少し距離があり，そこから名古屋に出るにも更に時間がかかりますし，ライブハウス最寄りのバス停から岐阜駅に向かうにしても時間を要するので．

コロナ以前であればギリギリを攻めた移動をすることもままありましたが，各種交通機関も減便していたり終電が早まっていたりと，遠征からエクストリームで帰るにしても難しい状況なのも一因ですね．

ライブレポ

前日と変わり，LEVINさんをサポートに迎えた最近の通常体制でのライブということで，お馴染みの「I wish I」からライブスタート．

「LosT AngeL」，「FRUSTRATION」と続き，アンジーさんの挨拶を挟んで「Forever 9teen」，「起死回生Forever」とForeverな2曲が続く序盤．

珍しく「Forever 9teen」では冒頭の歌詞をアンジーさんが飛ばす一幕も．

ワンマン恒例のアコースティックコーナーは安定のはなちゃん，TOMO-ZOのはな＆ともによる「アメフラレ」

はなちゃんが冒頭少し歌ったところでTOMO-ZOの方を向き…

と演奏を止める．

指摘を受けて幾つかコードを弾いてみて『確かに！』とチューニングを慌てて直しだすTOMO-ZO．

『歌いにくくて，私がおかしいのかな？と思ったけど…』と話しながらはなちゃんが間を繋いでいると…

何故かチョッパーが袖から出てきて

とはなちゃんに話しかけたかと思えば，はっ！として『なんでもない！なんでもない！』みたいな感じで足早に袖にはけていくチョッパー(笑)

フロアもステージ上も一体何事か？とあっけにとられる．

とりあえず分けわからない状況なので，『後でいいからちゃんと説明してね』と言って一旦流すはなちゃん．

そうこうしているうちにチューニングが終わり気を取り直して「アメフラレ」を披露．

続けてメンバー揃って「Days」も披露．

曲追わりでとりあえずさっきのは何事だったのかと確認するも，明確な回答はなく真相は不明のまま…

声出しNGということで挙手によりコミュニケーションを取ろう，ということで初めてライブを見る人を確認してみると，存外初めての人がいてビックリ．

『MindSet新規』なるフレーズを目にすることもあったり，コロナ禍で始めた各種SNSやYoutube動画等を見て興味を抱いてくれた方もいるようで，SNSにもDMとかでメッセージが来ることもあるそう．

そんなDMのメッセージでこんなのもあったそう．

Gacharic Spinの皆さんはおいくつなんですか？

そんなこと聞くの？と驚きの質問．

調べれば出てくるけど，と言わなくていいこと言いつつ明言は避ける年長組．

平均年齢も10代のアンジーさんがいるとはいえ，そう低くないなんて話になり…

とオレオ様(笑)

計算すると確かに…と思ったり思わなかったり．

と強引も強引なMCを繰り出すチョッパー(笑)

会場中から無理やりすぎでは…という空気が漂う中，そのまま次の曲「ジェネレーションギャップ」へ．

リリースから4年ほど経過したこの曲．最近のライブでは，今風に歌詞の一部が変更され，令和世代アンジーさんと平成世代の他メンバーのギャップを表す形に．

続けて「常識デストロイヤー」，「Dear」と披露してからTOMO-ZOのお喋りコーナーに．

『6回ワンマンの3公演目，集中力が試されますね』と予め決めていたであろう台詞の後に，アコースティックでミスしてしまったので『私が言ってもね…』と自虐．

ビームはAqua Timezのボーカル太志さんが岐阜出身ということで「等身大のラブソング」に乗せて．

…ですが，活舌が明らかに追い付いてなくて，何故これにした感があったのは内緒．

メンバー紹介はアンジーさん．

所属事務所社長が常日頃からメンバーのことをどのアイドルよりもカワイイと褒めてくれるらしく，そう言われているアンジーさんに対してオレオ様が

と辛辣なことを言ってたそうです(笑)

そこから『色々惜しいと言われる』とか『こっちは10年以上ブスやってるんだ』とか飛び火というか逆ギレというか，自虐の連鎖が始まり，MCしていたTOMO-ZOも含め全員が被害者という事態に(笑)

まぁ十人十色の“カワイイ”があるかと思いますが，ガチャピンメンバーは十二分に“カワイイ”と思います．

そんな自虐MCの後の後半戦は「MindSet」から．

「ミライ論争」，「1 GAME」，「Gold Dash」と続けて，最後にチョッパーの挨拶．

ライブができることのありがたさ，楽しさを感じる反面，あと何回ライブができるか，何回この曲が演奏できるかと不安に駆られることもあると心情を吐露しながら，だからこそ「今を」大切に，毎回のライブを大切にするというチョッパー．

そんな気持ちも乗せて「何者にもなれなかった僕達へ」で1部を締めくくり．

自分はここで帰路につくため退散したんですが，2部でも熱のこもったMCと共に熱いライブが繰り広げられたそうで，ロケスピツアーを始めておよそ2年の節目となるZepp Hanedaに向けて，ライブのボルテージも上がりに上がっていってる感じですね．

https://twitter.com/Gachapin_info/status/1463470598043025410

今後のライブ

今後のライブとして年内にあと2箇所(広島，山口)ロケスピツアーが予定されていますが，そちらはソールドアウト．

年末年始には毎年恒例の大阪でのライバー大宴祭，そしてアンジーさんの成人祝いでもあるZepp Hanedaでのワンマンが予定されています．