昨年末からコロナ禍で延期となっていた47都道府県ツアーROCKET SPIRITS(ロケスピツアー)を再開したガールズバンドGacharic Spin(ガチャピン).
2021年9月にリリースされた,初のセルフプロデュースとなったアルバム『Gacharic Spin』をひっさげて東海地方3箇所を回るツアーの初日,ロケスピツアーの17公演目である三重県,CLUB ROOTSでのライブに行ってきましたブログです.
ライブ概要
今回のライブの概要です.
Gacharic Spin 47都道府県TOUR
「ROCKET SPIRITS ~Restart!!念願の17/47~」
2021年11月20日(土) 三重CLUB ROOTS
1st STAGE OPEN 14:30 / START 15:00
2nd STAGE OPEN 17:30 / START 18:00
チケット料金:
プレミアムチケット ¥11,000(税込) [1人1枚まで]
20枚限定・整理番号 1番~20番/特典付き(1st:はなとあなたの2ショットzoomアフタートーク/2nd:メンバーポラロイド)
通常チケット前売 ¥4,400(税込) [1人2枚まで]
席種:全自由 (整理番号順での入場)
三重では通算5回目となる今回のライブ.
過去開催されたライブについてはこちら.
新型コロナウイルスの各種ガイドラインに沿って開催となりましたが,昨今の好転してきている状況もあってか,椅子あり公演でしたがこれまでのライブよりは人を入れていた印象です.
周囲の整理番号を確認した限りでは100人強はチケットが出ていた感じでしたね.
これまでであれば,かなり余裕をもって今回と同規模でも50人くらいしか入れてなかったので,こういったところからも少しずつですが,コロナ以前の状況に近づいてきているのかなと.
そして,今年に入ってからのツアーはドラマーのyuriさんが出産のためお休みしていたので,La’cryma ChristiのLEVINさんをサポートとして迎えてライブを行っていましたが,この日はLEVINさんは不在.
その代わりに,はなちゃんが全編ドラムを叩く,はなドラムDayとしてこの日は開催されたのです.
ライブレポ
1部
これまでのコロナ禍ライブでは,注意事項のアナウンスを兼ねてメンバーによる前説がありましたが,この日のライブでは前説はなく開演時間にSE鳴ってメンバー登場.
「Redline」スタートで,「1 GAME」,アンジーさんの挨拶を挟んで「常識デストロイヤー」,「永久No mission」と激しめの序盤.
リリースされて間もないアルバム『Gacharic Spin』収録の「1 GAME」に関しては,これまでのライブではサポートのLEVINさんが叩いていたので,はなちゃんドラムでの披露は初.
ここでワンマン恒例のアコースティックコーナー.
はなちゃんとTOMO-ZOのはな&ともコンビにより「アメフラレ」が演奏され,他のメンバーも加わって「Days」,「Dear」と披露.
このアコースティックコーナーもいつもと違う編成でした.
メンバー揃ってのアコースティックではお休み前はyuriさん,その前ははなちゃんがカホンでリズムを叩いていましたが,この日はカホンなしではなちゃんはボーカルに専念.
その分,TOMO-ZOがギターのボディを叩いてリズム取りつつ弾くというスタイル.
このパーカッシブなギタープレイが気に入ったようで『過去イチよかった』とはなちゃんが絶賛.
思わぬ絶賛に喜びを全身でTOMO-ZOが表現している横で,『こっちも凄いことがあった!』と喋り始めるチョッパー.
はな&ともによるアコースティックの最中は,毎度ステージ袖で聞いているというチョッパー.
この日は珍しくアンジーさんと楽屋の方に行ってみたところ,何やら匂ってきたので除いてみたところ…
オレオ様が楽屋で食べてたそうです.
メンマを.
ライブ中なのに.
メンバーが演奏している最中に何をしてるんだwと紛糾する中で,『演奏を聞いていないわけではない!』と弁明するオレオ様なのでした.
このブロックで喋ること考えてたらしいですが,『もうこの話だけでいいw』というくらい衝撃的ですぐに喋らなきゃ!となったそうです(笑)
そんなメンマMCの後は「Lux」でライブ再開し,オレオ様が前に出てInstagramで毎日腹筋する様子をUPしたものの,未だ割れていない腹筋を見せつけながらの「ハンティングサマー」
間奏でのメンバーソロ回しは
チョッパー(ベース)⇒アンジーさん(TOMO-ZO)(ギター)⇒はなちゃん(エアロフォン)⇒オレオ様(キーボード)⇒はなちゃん(ドラム)
肝心の最後のドラムソロでスティック落っことしたりしてましたが,それもまたご愛嬌.
続けてTOMO-ZOボーカル曲「週末ファンタジー」
毎度TOMO-ZOのキメ台詞で曲を締めるのですが,この日のフレーズが…
明日もライブに来てね❤
翌日岐阜の2部チケットがまだ売り切れていないこともあってか,『営業なの?』『曲の締めにその言葉はないでしょ?』とステージ上から飛ぶクレームの嵐.
これを受けて何故か曲締めをやり直すことに(笑)
『明日も会いたいよ❤』とフレーズを変えて「週末ファンタジー」を締めるTOMO-ZO.
(言い方変わっただけで意味が一緒なのはきっと気のせい)
ここでワンマン恒例,何があってもなくならないTOMO-ZOのお喋りコーナー.
宇宙人(設定)である説明からのビームは,最近はご当地出身アーティストソングに乗せて放つのが恒例.
1部では西野カナさんの「会いたくて 会いたくて」のサビを歌ってのビームでした.
メンバー紹介は最近誕生日を迎えたばかりのオレオ様.
先日の奈良でのライブの際のエピソードを披露.
時間が限られており観光に回ることはできなかったけど,鹿に会いに行ったガチャピン一行.
鹿せんべいをたくさん鹿にあげつつ戯れた帰り道,不機嫌そうなオレオ様.
理由を確認すると…
おなかすいた!鹿ばっかり食べててズルイ!
と仰っていたそうです(笑)
その後の食事はおい”しか”った,などやたらシカの部分を強調しながらこのエピソードを喋るTOMO-ZOさんなのでした(笑)
後半戦は初のデジタルシングルとしてリリースされた「MindSet」から.
続けてアルバムリード曲「I wish I」,出会いは奇跡と歌う「今を生きてる」を披露.
「今を生きてる」の歌通り,様々なタイミングで知って見に来てくれた人,支えてくれるスタッフや周りの人達への感謝を口にするチョッパー.
これで終わり…と思いきや.
元々は来れない予定だったサポートのLEVINさんが急遽来れることになったということで,最後はLEVINさんを迎えて曲を演奏することに.
登場したLEVINさんが『はなちゃんパワーでドラムがガタガタなんで調整しますね』と言いつつセッティングのためしばし歓談.
はなちゃんがそんなことないでしょ,みたいな雰囲気出してましたが,シンバルのマイクも明後日の方向を向いてました…(笑)
セッティング終わり,LEVINさんが頑なにやりたがらなかった曲をやります!と悪い顔しながら紹介するチョッパー.
『本当に難しいから…』と珍しく渋い顔のLEVINさん.
そんなやり取りの後始まったのは本日2度目の「MindSet」
珍しく譜面をガン見しながら叩いたり,投げたスティックつかみ損ねたり,本当に大変そうなLEVINさんを見ながら,改めてはなちゃんすげーんだなと実感.
そして同じライブで違うドラマーの演奏で同じ曲を聞くと違いが如実に分かって面白いなと.
その後「Gold Dash」と「ミライ論争」で1部を締めくくり.
2部
2部も1部同様に前説とかはなくライブスタート.
「Redline」「1 GAME」「常識デストロイヤー」「永久No mission」と1部と同じ立ち上がり.
最近のライブは,割とセットリストの楽曲や構成が近しいことが多いので,今回のように1部2部双方参加できる場合は,同じ楽曲だけど1部と2部のテンションの違い等,些末な差異を見つけて楽しんでいる自分.
総じて一度ライブやった後の2部の方がテンション高めな気がしますね.
アコースティックコーナーはアンジーさんとオレオ様で,ここ最近恒例の「向かい風」を披露.
続けて他のメンバーを迎えて「Days」と「Dear」
前回の三重ライブも今回同様にオレオ様の誕生日直後だったと振り返りトーク.
その時はハンバーガーだったオレオ様が,数年後にこうなっている(金髪ショート)とは誰も想像していなかったと.
これが,こう…
その頃(2018年秋)には次の体制に向けたオーディションを始めていて,実はメンバーと既に会っていたというアンジーさん.
その時にはこうなっている(マイクパフォーマーとして加入)とは…
思ってた!!!
と相も変わらず妙な自信にあふれている弱冠19歳.
それを若いな~と眺めている自分は,ガチャピンと共に12年経過して最早おじさんの領域.
そんなアンジーさんの気持ちの籠った「超えてゆけ」から「ハンティングサマー」,「週末ファンタジー」と続くブロック.
ハンサマでは小太鼓とスティック持ってノリノリで煽るオレオ様が,最後曲を締める段階で着地点を見失い,しばしTOMO-ZOと向かい合って,どのタイミングで締めるか探り合う謎の時間も(笑)
2部のお喋りコーナー冒頭のビームは平井堅さん「瞳を閉じて」に乗せてお送りされました.
2部のメンバー紹介はこの日の主役はなちゃん.
年末に配信が予定されいる動画関係の撮影に明け暮れていた最近.
メンバー紹介用に画像を頼んだTOMO-ZO.
はなちゃんといえばドラムに加えてボクシング等々で鍛えられた筋肉が特徴,ということで上腕二頭筋が入った写真で,とリクエストしたそう.
そうして送られてきた写真を開いてみると…
上腕二頭筋を含む腕だけの写真.
腕を折り曲げ力こぶが見えるポーズの上半身の写真が思っていたところに,顔ない写真が送られてきて驚いたそうです(笑)
後半は「Mind Set」「I wish I」「今を生きてる」と続けてからLEVINさんを呼び込み.
1部同様にセッティングしながら『はなちゃん明日も叩けばいいじゃんと言い出す』と言ってたらしいLEVINさん(笑)
そんなLEVINさんを迎えて「Gold Dash」「ミライ論争」「何者にもなれなかった僕たちへ」の3曲を披露して2部が終了.
1部で嫌だったのか2部ではLEVINさんドラムで「MindSet」やりませんでしたね…
はなちゃんドラムということで,もう少し従来の曲が入ってくるかなと思ってましたが,存外これまでとセットリストは大きく変わらず.
本人達も触れてましたが,新曲達ははなちゃんドラムの形では作っていないので,新たにアレンジもし直さないといけないので,むしろセットリスト変わらない方が負担大きいような気もしますが,新しいアルバムを引っ提げてのライブなので新曲もやりたい!ということで練習したそう.
聞いてるだけでも大変ですが,それでもライブ中はなちゃんが終始楽しそうにしていて,心底演奏するの好きななろうなーと思ったライブでした.
今後のライブ
今後のライブとして年内にあと2箇所(広島,山口)ロケスピツアーが予定されていますが,そちらはソールドアウト.
年末年始には毎年恒例の大阪でのライバー大宴祭,そしてアンジーさんの成人祝いでもあるZepp Hanedaでのワンマンが予定されています.
今年6月のEX THEATER ROPPONGI以来となる大きな会場でのライブとなるZepp Hanedaワンマン.
コロナ禍で悩みながらもライブを重ね,アンジーさんが節目の年を迎えるこの日.
きっとまたガチャピンが次のステージに向けた一歩を踏み出すライブになるのかなと思います.
2021/12/30(thu) 大阪 umeda TRAD
LIVE 2021 ALBUM「Gacharic Spin」ALL PLAY
OPEN 14:30 / START 15:00
【チケット料金】全自由(整理番号順での入場)
プレミアムチケット¥11,000(税込) 30枚限定(整理番号1~30番)
特典付き(オリジナルクリアファイルセット )
通常チケット前売 ¥4,400(税込)
2021/12/30(thu) 大阪 umeda TRAD
Gacharic Spin Special Live~ライバー大宴祭大阪編 Vol.5
OPEN 17:30 / START 18:00
【チケット料金】全自由(整理番号順での入場)
プレミアムチケット¥11,000(税込) 30枚限定(整理番号1~30番)
特典付き(vimeoでの2022新年限定動画 )
通常チケット前売 ¥4,400(税込)
ローソンチケット:https://l-tike.com/gacharicspin/
2022/01/10 (mon) Zepp Haneda TOKYO
Gacharic Spin LIVE 2022「アンジーなりの成人式」~夢は口に出せば叶う!!~
OPEN16:15/START17:00
【チケット料金】全席指定
・プレミアムチケット ¥15,000(税込/D代別)センターブロック5列目まで(グッズ付き)
・通常チケット前売 ¥5,500(税込/D代別)
ローソンチケット: https://l-tike.com/gacharicspin/
イープラス : https://eplus.jp/gacharicspin0110/
チケットぴあ : https://w.pia.jp/t/gacharicspin-t/
楽天チケット : http://r-t.jp/gacharicspin