Gacharic Spin

ガチャっとランキングしてみた

自粛期間中の個人的恒例のガールズバンドGacharic Spin(ガチャピン)が本来ライブをやるはずだった場所での過去の出来事を振り返る試み.

STAY HOMEということで普段ではありえないくらい家の中にいるので,存外続いています.

前回の宮城に続いて,今回は5月3日に山形で,5月5日に秋田でライブをやる予定であったので,そこについて振り返りたいところですが…

この2か所,結成して10年程,ガチャピンが1度もライブをしていない場所なのです.

そう…振り返る過去が何もなーい!ないなーい!

ないならブログを書かなければいいのでは?という話なのですが,かれこれ7~8年ライブに行く→ブログを書く,という生活を送っているので,最早ブログ書くのが日常と化している自分がおりますです.

それでいて家にただひたすらいるだけの日常にブログに書くような出来事もなく…はてさて困った,ということで思い至ったのが今回の内容.

単純な興味で過去のガチャピンのライブや曲を整理しているので,その内容整理も兼ねて,これまでの傾向を見てみよう,という趣旨です.

題して…

ガチャっとランキング!(安直)


過去ライブを行った場所(会場及び都道府県),演奏した曲について集計しました.前提として…

  • 場所についてはオフィシャルHPのLIVE HISTORYに自分の記録と記憶を加えて集計
  • インストアやメンバーソロのライブを除いたライブハウスでのライブ及び各種フェス系のライブを集計
  • 曲については個人的に記録を纏め始めた2016年から2019年までに演奏されたもので集計

集計したもの見てみると,思ってたより近場に来ていた!,そういえばあの曲あんまり聞いてないなー,など色々と発見や気づきもあると思うので(私も集計しててそうでした),暇つぶしに眺めてみてください~

都道府県別ライブ回数

今年,47都道府県ツアーを予定通り行えれば全国制覇を成し得ていたわけですが,2019年末時点で,41都道府県で既にライブを実施済みです.

都道府県別のライブ回数


残りは,山形,秋田,岩手,奈良,鳥取,佐賀の6県.そのうち2県が今月開催が予定されていたのです.残りの岩手が10月,鳥取と佐賀が11月,奈良が12月にそれぞれ開催予定です.

今年の終盤なので,その頃には幾分事態が収束してライブが開催されることを祈るばかりです.

一応ランキングと銘打っているので,ライブした回数で並べてみたTOP5をご紹介.

TOP 3

大方の予想通りだと思いますが,一番多いのが東京,次いで愛知大阪の順番です.(一応)都内を拠点に活動しているので,都内が一番多く,初期の頃はワンマンも東名阪のみだったので,愛知,大阪が多いのも頷けるところです.

ざっくり集計で2019年までに700回程のライブがある中で東京は167回,およそ4回に1回が都内でのライブ,という計算です.愛知が88回大阪が53回で,東名阪合わせても300回程度なので,半分にも満たない数です.

全国各地回っているガチャピンと言えど,東名阪で過半数いくかな,と思っていたので意外と言えば意外な結果です.

特に東京と名古屋では同じ場所で7日連続ライブを行っており,東京に至っては初期の頃にTOKYO 11と銘打って11日連続ライブを行ったりもしていただけに,それでいてこの数というのは存外少ないな,という印象でした.

それだけ日本全国,各地を駆け回っているバンドだということが言えるのかな,とも思います.

TOP5 残り2か所

東名阪に次いでライブが多かったのが神奈川の38回.これに関してはガチャピンにとってある意味でホームグラウンド的な場所であるThunder Snake ATSUGIでのライブが寄与するところが大きいでしょうね.

結成当初にライブの感じを掴むのに,この場所でリハをさせてもらっていた,なんてエピソードもあるくらい最初から関係性の深い場所.

TOMO-ZOが加入後初のライブを行った場所でもあり,メンバーのバースデーライブや夏場の恒例となっている感のある浴衣ライブなどなど,イベント事でも思い出のたくさんあるライブハウスです.

そんなThunder Snake ATSUGIでのライブは7月の予定.どうなるかは未だ分かりませんが,夏場での開催ということで恒例の浴衣ライブにも期待が高まるところ.開催されるといいなぁ…


TOP 5の最後は…ライブ回数24回の北海道!特段所縁のあるメンバーがいる,バンドの拠点,などの理由がなく北海道で結成来これだけライブを重ねているのは結構凄いことだなと.

そもそも結成当初に全国数十か所のツアーを重ねていた頃には北海道には行っておらず,最初のライブが2012年.なのにこの回数なのだから,それだけライブをする意義が見いだせる場所なのだということが伺えます.

2014年以降は毎年ツアーに組み込まれており,何度となく2DAYSでライブが開催されていて,更に音楽フェスであるJOIN ALIVEにも複数回呼ばれていますからね.

本来であれば山形,秋田に続いて,今月北海道での2DAYSライブが予定されていたのですが,こちらも残念ながら延期のアナウンスが既にされています.

都道府県別のライブ回数まとめ

せっかくなのでTOP 5以外にもライブ回数は全部数えてあるので,まとめてみました.

こうしてみると全国満遍なくライブして回っていることが分かりますし,意外と関東圏よりライブを重ねている場所もあちらこちらにあったりして面白かったです.

ライブハウス別の回数

続きまして,都道府県別ではなくライブハウス別に回数集計してみた結果です.こちらは都道府県別よりも幾分面白い結果だったのですが,同じくTOP 5の紹介から.

5位

ライブ回数14回の5位は同率で2か所あります.

西川口HEARTS六本木morph-tokyoです.

おそらく2013年以降にガチャピンを知った方にとってはmorph-tokyoのイメージはないと思います.なぜなら最後にガチャピンがライブをやったのが2011年末.つまり8年以上ここではライブをやっていません

キャパが250人ということなので,今のガチャピンにとっては手狭となってしまったということなのだと思います.

それでもライブ回数が歴代でTOP 5に入っているのだから,それだけ初期ガチャピンのホームグラウンドであった,ともいえるわけです.

ガチャピン初のツアーファイナルのワンマン,結成1周年のワンマン2DAYS,2011年の昼夜連続ワンマン,結成2周年のワンマン,とガチャピンのワンマンと言えばここ!というイメージでした.

他にも今なお続いている(はず)のJUICY GIRLSなどの自主企画もここで行われていて,思い出深い場所です.


もう1か所の西川口HEARTSは初期の頃から今に至るまで,自主企画であるガチャんこ対決やワンマンライブなど,コンスタントにライブが開催されています.

個人的にHEARTSと言えば2015年の赤裸ライアーツアー初日のことが思い出されます.

唐突に始まった非公認ご当地アイドル企画の初日に,衝撃のデビューを飾った西川口Liver.そのクオリティの高さに,以降の非公認ご当地アイドルに対するハードルが上がり,ガチャピンメンバーが自分で自分の首を絞めた?と語り継がれるあの日です.

おそらくもう見ることは叶わないと思いますが,西川口HEARTSに行く度に脳裏にレバちゃん,フォアちゃん,カンゾー先生のことが浮かぶことでしょう…

4位

ライブ回数20回の4位は渋谷O-WESTです.

こちらも初期から今に至るまでコンスタントにライブを重ねている場所ですね.2マンライブと言えばここが浮かぶ人もいるかと思います.

ベースマガジンの企画でチョッパーの師匠であるIkuoさんのバンドBULL ZEICHEN 88とガチャピンとの対バンや,GO-BANG’S,Mix Speaker’s,Inc.,キノコホテルと対バンした企画Different Colors,近年では尊先ギタリスト大村孝佳とのバースデー2マンハピバ!Ohmuraなど数々の2マンライブをやってきた場所.


ただ,個人的に印象深いのが2012年の2本のライブ.ボーカル不在で臨んだガチャピ~ンチツアーのファイナルと,その後に開催された初のO-WESTでのワンマンSUPERガチャピ~ンチ.

過酷なツアーを乗り越えて迎えたファイナルでサポートボーカルを務めたのが以前チョッパーと共にTHE PINK☆PANDAで活動していたBLiSTAR(当時)のMAYUさん.

これだけでも当時を知る身としては心震えるわけですが,おまけにアンコールでTHE PINK☆PANDAの曲Be Smileをやったもんだから涙腺大崩壊.ライブハウスでライブ中にあれだけ泣き叫んだのは後にも先にもこの時だけです.はい.

そんなファイナルの翌月に開催された初のO-WESTワンマンはサポートボーカル大集合,ということでツアー中にサポートしてくれたボーカリストを多数迎えて,曲ごとに人が目まぐるしく入れ替わる,見る方もやる方も大変なスタイル.

その分わちゃわちゃ感MAXで文字通りお祭り騒ぎな楽しさだったのも事実.

そんなワンマンになってメンバー4人だけで演奏されたヌーディリズムの光景と音は今でも鮮明に脳裏に焼き付いています.

ツアーを乗り越えた逞しさとこれからも歩みを進めるんだという決意.

それらがピリピリするくらい伝わってきた瞬間でした.

3位

ライブ回数22回の3位は前述のThunder Snake ATSUGIです.

先に書いたなのでここでは割愛しますが,印象通りライブをたくさんやっているライブハウスでした.

1位&2位

1位と2位はまとめて書きます.

ライブ回数29回の2位は名古屋 Electric Lady Land
そして,ライブ回数30回の1位は名古屋 ell.FITS ALLです!

名古屋E.L.Lの1階(Electric Lady Land)と3階(ell.FITS ALL)が2トップでした.ちなみに以前行われていた自主企画Electric Lady LoudのようにE.L.L3会場を使ったライブに関してはガチャピンがライブした場所のみカウントしているので,純粋に29回と30回,各々ライブをしていました.

ガチャピンが初めてライブをした場所ell.FITS ALLが歴代で一番ライブをやっている場所というのが凄いですよね.

都内拠点のバンドながら初ライブが名古屋,しかも1階と3階合わせると約60回なので断トツの回数.そりゃあ方々から名古屋のバンドと間違われるわけですよ,と頷ける結果です.

数々の自主企画やワンマンライブ,愛知出身のチョッパーのバースデーライブなどなど,記憶に残っているライブばかりで名実ともにガチャピンのホームといえるライブハウスです.

そんなライブハウスの創業者であり,ガチャピンメンバーの話にも度々登場するシゲさんこと平野茂平のインタビューが最近ニュースに載っていました.

新型コロナウィルスの影響で真っ先に自粛が要請され苦境に立たされているライブハウスの現状について自身の考えを語っておられ,非常に刺さる内容になっています.

「ライブハウスの灯は消さない!」コロナ危機を生き抜くオーナーたちの決意


ライブ回数別ライブハウス(5回以上)

ライブの定番曲

最後にライブの定番曲について集計してみた結果です.

ガチャピンは世にも珍しくライブ毎に必ずセットリストを変えるバンドです.アーティストによっては1つのツアー中は同じセットリストで通す方もいますし,特定部分だけ日替わりブロックを作って曲を入れ替える,という方もいますが,ガチャピンは曲も曲順も毎回変わります.

それ故にライブ毎に違った楽しみが生まれ,同じライブは1つとしてない,ということがより色濃くなっているのが特徴だと思っています.

そんなライブスタイルなので昔の曲から今の曲まで割と満遍なくやっている印象もあるので,自分がセットリストのまとめ始めた2016年から2019年迄の4年間の曲を集計したのが下の表です.

2016年からの集計なので,2016年リリースでライブの定番曲であるシャキシャキして!が一番多いかな,と思っていたですが断トツで赤裸ライアーが多かったです.5回ライブがあればそのうち4回はやっている比率.

どちらの曲もやってないライブってそんなにあったっけ?と思うくらいにライブの定番な印象を持っていました.

赤裸ライアーはメジャー1stシングルであり,ガチャピンの自己紹介的楽曲なので,必然的にライブでやる頻度が高いのは頷けるところ.チョッパーのスラップから始まり各メンバー魅せ場もあり,2013 Styleでも,5期のバンド感溢れるスタイルでも何ら違和感ない楽曲ですしね.

シャキシャキして!に関しては後半のシンガロングなど初めての人でも入り易い曲なのでフェス系のライブにはうってつけ.

後は上位にインディーズ2ndシングルであるハンティングサマーが入っているのは特筆すべき点.初期から今に至るまでコンスタントにライブでやっているわけですからね.

この曲に関しては単純明快,底抜けに楽しいということに尽きると思います.BメロでのPPPH,サビでの腕振り,間奏で各メンバーのソロ回し,と楽しめる要素だらけなので.

そのためか曲名に“サマー”と入っていますが冬でも季節お構いなしにやる曲ですしね(笑)

5期となってからは新加入のドラマーyuriさんがセンターで歌うバージョンも生まれ,今後もライブに欠かせない1曲であることは間違いないでしょう.

各曲の演奏回数(2016-2019)

総括

纏めるの疲れました…(笑)

というのは置いといて.

それだけ毎年数多くの場所に行き,毎回セットリストを変えてライブをやっているということです.漫然とライブに行っても毎回楽しいのは間違いないのですが,たまにこうやって全体俯瞰してみるとまた新たな発見もあったりして,より次のライブが楽しめるのかなーとも思いました.

次のライブがいつになるか分かりませんが,今はこうして過去を振り返りつつ,今できることに取り組み,未来に向かって力を溜める時.

引き続きSTAY HOMEしながらちょこちょこブログを書いていこうと思います.

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