2020年10月8日,ガールズバンドGacharic Spin(ガチャピン)の結成記念日に「Gacharic Spin ONLINE LIVE 2020 Gacha Chronicles 2009-2020〜縁と縁で繋ぐ今~」と題して配信ライブが行われました.
遠方でも見れる配信で,円形のフォーメーションでの演奏,応援し支えてくれる人達との出会えた縁に感謝が溢れる場面もあり,11周年を祝うに相応しい宴でしたね.
ガチャピンが11年でどれだけ紆余曲折,山あり谷あり幸もあるよーー!な感じだったのか,語りだすと何万文字あってもタリナイヤ,という状態なのですが,幾つかの数字を基にちょっと振り返ってみようかなと思います.
GS沿革
ざっくりガチャピンの歴史を振りかえってみます.
2009
6月:チョッパーのブログで結成発表
7月:オフィシャルHP開設
10月:初のライブを東名阪Across The now!!ツアーとして開催
11月:前任ギター脱退
12月:TOMO-ZO加入
2010
3月:1stシングル「Lock On!!」リリース・初の全国ツアーへ
5月:Lock On!!ツアーファイナルワンマン開催・ゲストはな父
6月:2ndシングル「ハンティングサマー」リリース・全国ツアーへ(2回目)
7月:NHK「MUSIC JAPAN」で初のテレビ出演
9月:3rdシングル「雪泣く~ setsunaku~メロディー」リリース・全国ツアーへ(3回目)
都内で11日連続ライブTOKYOイレブン開催
10月:結成1周年ワンマン2DAYSをmorph-tokyoで開催
2011
2月:初の名古屋ワンマンをell.SIZEで開催
3月:アメリカ ヒューストンAnime Matsuriで海外初ライブ
4月:昼夜連続ワンマン企画スタート(以降5月・7月に開催)・サポート鈴木玲緒奈
5月:1stミニアルバム「Vergin-A」リリース・全国ツアーへ
7月:九州で連続企画ライブKYUSYUセブン+1開催
8月:岡崎 CAM HALLで招待制ワンマンとコスプレ大会開催
9月:2周年カウントダウンツアー「シゲさん、アベさん、オザワさん」開始
10月:2周年東名阪ワンマン開催・サポートにオレオレオナ参戦
12月:初の冠番組「Gacharic Spinの音楽探Q」開始
2012
2月:ボーカル不在で矢沢洋子とのカップリングツアー,ガチャピ~ンチツアー開始
3月:熊本でオレオレオナ正式加入発表
5月:初の渋谷O-WESTでワンマンライブSUPERガチャピ~ンチ開催
その後初のヨーロッパツアーへ
6月:名阪でSUPERガチャピ~ンチ開催
7月:4thシングル「ヌーディリズム」リリース
初台DOORSでのワンマンをもってライブハウスでの活動休止
2013
2月:ファン感謝祭でパフォーマー2人の加入発表
3月:1stアルバム「Delicious」リリース・全国ツアーへ
7月:初の中国ツアーを敢行
ツアーファイナルワンマンを渋谷O-EASTで開催
FCガチャレンジャー発足
10月-11月:4周年ワンマンを東名阪で開催
2014
1月:新年会でメンバー各々の公約発表
3月:5thシングル「僕だけのシンデレラ」リリース
名古屋ワンマンを皮切りにガチャレンジツアー開始
4月:2ndアルバム「WINNER」リリース
5月:出演映画「メタルカ」上映
6月:恵比寿LIQUIDROOMワンマン開催・パフォーマーが正式加入
7月:ニコ生「ガチャンネル」でメジャーデビュー発表
8月:初のSUMMER SONIC出演
10月:ビクターからメジャーデビュー
5周年ワンマンをZepp DIVER CITY TOKYOで開催
12月:初のCOUNTDOWN JAPAN出演
2015
2月:メジャー1stシングル「赤裸ライアー/溶けないCANDY」リリース
3月:赤裸ライアーツアー開始
5月:ツアーファイナルワンマンを渋谷公会堂で開催
6月:メジャー2ndシングル「Don’t Let Me Down」リリース
7月:パフォーマー2号ありさ卒業・パフォーマー3号ねんね加入
9月:メジャー1stフルアルバム「MUSIC BATTLER」リリース
9月-11月:初のワンマンツアー開催
12月:ナガシマスパ―ランドのカウントダウンライブに参加
2016
2月:書籍『絶対わかる! ガチャリックスピン超入門! 』発売
4月-5月:オレオ様の婚活ツアー開催
6月:メジャー3rdシングル「シャキシャキして‼アルブスの少女」リリース
9月:メジャー2ndフルアルバム「確実変動-KAKUHEN-」リリース
渋谷WWWで7日連続ライブ「な・な・なんと7日間!!!!!!!」開催
10月-11月:な・な・なんと7周年!!!!!!!ワンマンツアー開催
2017
3月-6月:野音への道ツアー開催
5月:な・な・なんと7日間!!!!!!!〜名古屋編〜開催
6月:日比谷野音でライバー大宴祭開催
7月:パフォーマー3号ねんね卒業
9月:メジャー5thシングル「ジェネレーションギャップ」リリース
写真展「夏休想出」開催
10月:DVD上映会「ライバー大宴祭 The Movie」開催
12月:ライバー大宴祭大阪編開催
2018
2月-4月:止まらない2018ツアー開催
4月:メジャー3rdフルアルバム「G-litter」リリース
ガチャピン/DOLL$BOXXのダブルヘッダーワンマン開催
8月:初のROCK IN JAPAN FESTIVAL出演
10月:写真集「Gacha呉」発売
11月:初のカバーミニアルバム「Go Luck!」リリース
11月-12月:Go Luck!ツアー開催
12月:ライバー大宴祭大阪編 Vol.2 ワンマン開催
このライブをもってパフォーマー1号まい卒業
2019
2月:ファン感謝祭でアンジェリーナ1/3加入発表
3月:イベントでyuri加入発表
ベストアルバム「ガチャっ10BEST」リリース
4月-10月:ガチャっ10LIVEツアー開始
10月:名古屋 ell.FITS ALLで結成日にワンマンライブ開催
ツアーファイナルワンマンを中野サンプラザで開催
12月:ライバー大宴祭 大阪編 Vol.3開催
2020
2月:47都道府県ツアー「ROCKET SPIRITS」開始
7月:VR生配信ライブ「飛び出す!ガチャピン!~おうちでライブ~」開催
9月:有観客ライブ「Now or never!!~生ライブやります!心の距離は密でね~」開催
10月:配信ライブ「Gacha Chronicles 2009-2020?縁と縁で繋ぐ今~」開催
ライブ・イベント
ライブ・イベント回数
個人的に(頑張って)数えたこれまでのライブとイベントのおよその回数です.
11年でライブ回数730回,イベント回数240回という多さ.個人でカウントしている数字なので,数え漏れているものもあるかもしれませんし,ラジオ出演などは流石に数えてきれないので入れていません.それでこの多さ.
(ちなみにメンバーソロのライブやイベントはカウントしています)
特筆すべきは結成初年度である2009年-2010年のライブの多さ.まずは存在を知ってもらうべく,シングル3枚リリース,リリースの度に数十本規模のツアーを敢行というトンデモ日程でしたからね.
この時のライブ頻度から自称『3日に1度のペースでライブやってるバンド』となったわけですが,嘘偽りなくそのペースでやっていたのだから何とも凄いとしか.
ボーカル不在のピンチがあり,7月以降ライブハウスでの活動を休止した2012年ですら38回ライブやっているのだから,ライブバンドもライブバンドですよね.
いかなるピンチが起きようとも歩みを止めなかったガチャピンの歴史をこの数字が物語っています.
ライブ本数と同時にイベント数も数えてみるとやっぱり多かったです(笑)
特に2014年と2015年は40回以上というパンパなさ.
2014年はメジャーデビューした年.メジャーデビュー盤にしてインディーズベスト盤という変則的なCDリリースでしたが,このベスト盤のイベントがものすごい数あったことが要因でしょうね.
(おかげでベスト盤がお家にたくさんある人多数のはず)
2015年はメジャー1stシングルにして名刺代わりとなった赤裸ライアーのリリースがあった年.
両A面としてパフォーマー2人によるガチャガチャダンサーズの溶けないCANDYも収録されており,双方の別ジャケットの売上対決なる企画があって,双方の予約イベントがこれまたものすごい数ありました.
その後5月に2ndシングルDon’t Let Me Down,9月に1stアルバムMUSIC BATTLERのリリースと続き,各々イベントがあったことがこれだけの数になった要因ですね.
ライブ場所
続いてライブ場所についてです.全国津々浦々,時には海外にも飛び出しライブをしてきたガチャピン.これまで10回以上ライブを行った会場をピックアップしてみました.
都内を拠点に活動しているバンドのはずですが,TOP3は全て都内以外.その中でも…
圧倒的名古屋率
記念すべき結成最初のライブもell.FITS ALL.そこから名古屋でのワンマンといえばELL系列ですし,ゾロ目でゾロゾロ(3か月連続ライブ),な・な・なんと7日間!!!!!!!,毎年のチョッパーのバースデーライブ等々,ガチャピンのホームといえるハコなのが頷けるライブ本数です.
続いても結成当初からお世話になっているThunder Snake ATSUGI,イメージ通り数多くのライブをやっている渋谷O-WESTの順.
その次に残念ながら9月いっぱいで閉店した新宿RUIDO K4,11月いっぱいで閉店する六本木morph-tokyoがあります.
morph-tokyoに関しては2013 Styleとなって以降はライブをしていないにも関わらずこの回数.
初期のワンマンと言えばmorph-tokyoでしたし,3か月連続昼夜ワンマンや,JUICY GIRLS,彩モノガタリなどの自主企画と数多くの思い出があるハコです.
演奏曲
カバーも入れて持ち曲としては100を超える楽曲数のあるガチャピン.通常それだけの楽曲数があると,ライブでやらなくなる曲も多く出てくるわけですが,そこはライブ毎にセットリストを必ず変えるガチャピン.
もちろんライブで滅多に聞けないレアな曲もありますが,活動初期の曲から最新曲まで満遍なく演奏されています.
流石に最初から全部の楽曲を数えることは不可能も不可能なので,個人的に記録している2016年からのライブ演奏曲を数えてみました.
2016年以降で一番演奏されていたのは,やっぱりと言うべき「赤裸ライアー」でした.197回演奏されていて,演奏率が81.1%,つまり5回に4回は演奏している計算.この曲をやらないライブの方が珍しいという感じですね.
次いで「ダンガンビート」「シャキシャキして!!」とライブ定番曲が続きますが,注目すべきはその次.
インディーズ2ndシングル表題曲の「ハンティングサマー」,インディーズ1stシングルのカップリング曲の「More Power」がこの位置に.
体制が変わる中でアレンジを変えながらも,活動初期も初期の曲が未だにライブ定番曲として演奏され続けているというのが面白いです.
「More Power」はクラップはしておらず,「ハンティングサマー」でPPPHもしていなかったのに,今では双方ないと違和感ありますからね.
その次が「WINNER」だったので,存外我々は全国各地で5分間ももを上げ続けていた模様…
逆に演奏されていない曲に目を向けると,大半は,当時の持ち曲を全てツアー中のセットリストに織り込んだ2018年の止まらないツアーで演奏されたのが最後.むしろそこでしか演奏されていない「脳内エラー」や「好きな人、だけど…」は今後聞けることはあるのでしょうかね…
今後の活動
オンラインライブにて次のライブ予定が発表となりました.
2月2日の埼玉を皮切りに47都道府県を回る予定を組んでいたROCKET SPIRITSツアー.3公演目となる2月16日長崎を最後に,一度日程を白紙に戻していましたが,遂にツアー再開が決定.
4公演目となるのは千葉は柏PALOOZA.ガチャピンとしてもお馴染みのハコで,ツアーの新たな一歩を踏み出すことが発表されました.
Gacharic Spin 47都道府県TOUR
「ROCKET SPIRITS ~Restart!!念願の4/47~」
2020年12月5日(土) 千葉 柏PALOOZA
1st STAGE OPEN 14:30 / START 15:00
2nd STAGE OPEN 17:30 / START 18:00
チケット料金:
プレミアムチケット ¥11,000(税込) [1人1枚まで]
20枚限定・整理番号 1番~20番/お土産付き
通常チケット前売 ¥5,280(税込) [1人2枚まで]
通常チケット当日 ¥6,000(税込)
席種:全自由 (整理番号順での入場)
FC「ガチャレンジャー」会員先行(抽選/最優先)
受付期間 10/10(土)12:00~10/19(月)23:59
URL:https://l-tike.com/st1/gs1205fc
オフィシャルHP先行(抽選)
受付期間 10/23(金)12:00~11/01(日)23:59
URL:https://l-tike.com/st1/gs1205hp
プレリク先行(抽選)
受付期間 10/23(金)12:00~11/01(日)23:59
URL:https://l-tike.com/gacharicspin/
ライブの形式は9月22日に名古屋Electric Lady Landで行った有観客ライブと同じようですね.
通常キャパはElectric Lady Landの600人に対して柏PALOOZAが500人程と若干少ないので,間隔あけて座席置いてキャパが減ることを考えると名古屋同様チケット争奪戦必至という感じでしょうか.
と書きつつ調べてみると,10月14日に開催される吉井和哉さんのライブUTANOVAについての柏PALOOZAのアナウンスを見ると整理番号100番まで用意しているみたいなので,Electric Lady Landよりは多少座席数多そうです.
本人達も『何年かかるか分からないけど,必ず回る』と言っていましたし,実際コロナ後に数回ライブを見に行った自分の感触としては,みんながルールに則って行動すれば,全然生のライブ見に行くのに問題はないので,今回のライブをきっかけとして少しずつツアーのライブも続いていけばいいなと思う次第.
ではでは.