チケットを大量に払い戻しする場合,小銭入れが必要だなと思ったお話.
払い戻しの経緯
これまでブログで書いている通り,今年2月から1年かけて開催される予定であったガールズバンドGacharic Spin(ガチャピン)の47都道府県ツアーにそれなりの回数参加するつもりでした.
2月末からは新型コロナウイルス対策に伴う営業自粛,移動自粛の要請もあり,ツアーは延期となり,一部は振り替え公演も決定しているという状況でした.
ところが各種自粛要請が解除となった以降も,国や各自治体が示しているガイドラインに沿って営業する場合に,通常キャパの1割程しか集客できない状態であり,しばらくその状況が続くことを鑑みて,発売済のチケットについて全て払い戻し対応が発表されました.
発売済であったのは6月末までの24公演で,そのうち開催されたのは2月の埼玉,福岡,熊本の3公演のみ.残り21公演が払い戻しとなりました.
払い戻し方法
私も21公演全てではないものの15枚程手元にチケットがある状態だったので,まとまった時間の取れる週末にコンビニに行ってきました.
払い戻し方法は各プレイガイドのホームページ見れば書いてあるのですが,私の場合はローチケだったので以下の流れで手続きしました.
Loppiでの手続き
まずは,店頭のLoppi端末でローソンチケット払い戻しを選択後にチケット券面のバーコードを読み込み.あとは表示される指示に従って画面を押していくと払戻申込券が印刷されるので,それとチケット,各種手数料券を合わせてレジに持っていく流れです.
払い戻し手続きに際して,以下の注意事項が表示されます.
※夜間・早朝(21時~6時頃)は防犯対策として、レジ内の現金が制限されております。
その為、夜間・早朝とその直前・直後の時間帯はつり銭が不足する場合がございますので、
払い戻しは夜間・早朝を避けてお手続きいただきますようお願い申し上げます。
払い戻し対応は店頭での現金による返金となります.今回のチケットについて私はクレジットカード決済で購入していましたが,クレジット会社を通しての返金対応ではなく,あくまでレジでの現金精算です.
よって,その分店頭のレジから現金が減っていくわけで,大量に払い戻しする場合,レジ内の現金が少ない時間帯だと,現金が不足する恐れがあるわけですね.
私はチケット発券時も長時間レジを占拠するのも申し訳ないので,小分けに発券するか,人の少ない夜中に発券するか,の対応を自主的に採っているのですが,人が少ないからと深夜帯に大量に払い戻ししにいくのは控えた方がよさそうです.
あとは,Loppi端末を使っての手続きなのでチケット発売が重なる土日の朝10時~12時の時間帯も避けた方がよい,とローチケのHPに注意書きがありました.
払い戻しとは関係ないですが,令和の時代になっても週末の朝10時に一斉発売してサーバ混雑で繋がりません,ってなるのはどうにかならないものかと思いますけどね.
レジでの手続き
Loppiから出力された払戻申込券とチケット,各種手数料券を合わせてレジに持っていくと,レジで各々のバーコードを読み込み返金となります.
まずやりがちなのがチケットのみを持っていくパターン.
払い戻しはチケット代金だけでなく手数料も対象です.そのためチケットだけでなく各種手数料券も合わせて必要です.
発券してしまえば用済み感が強いアイツですが,券面にも太字で『公演中止等で各種手数料が払戻し対象となった場合にこの券が必要となります。』と書いてあります.
今回のケースだとチケット代が4400円(税込)で,各種受付手数料が220円(税込),店頭発券手数料が110円(税込)なので合計4730円が返金となります.
そしてそして.実は今回初めてチケットの払い戻しをして知ったことがあったのですが,レジでの処理は1枚ずつしかできません.
発券する場合は5枚までは一度に清算することができるので,払い戻しもてっきりそうだと思っていたら,1枚ずつしかダメみたいです.
1つの公演を連番で複数枚取っている場合は,1度にまとめてできるみたいなので,1公演ずつの清算と表現する方が合ってるかもしれません.
何れにしても自分の場合は15枚程あるチケットは全て別々の公演.ということでレジでの清算も15回程.
なのでチケットと各種手数料券,払戻申込券を1セットにして提示していくのが親切かなと思います.チケットのみ,各種手数料券のみ,束にしてレジに行くと,1枚ずつ突き合わせる手間も発生しますし.
今回ばかりはチケットと各種手数料券を切り離していたことをちょっぴり後悔しました.くっついたままの状態で持っておけば,こうした手間も要らないので.どちらにせよチケットと各種手数料券はセットで保管しておくのがベターかなと思います.
そして…その度にチケット代+手数料の4730円が手元に返ってくるわけです.
その結果が…これです.
1回の返金で1000円札x4枚,500円玉x1枚,100円玉x2枚,10円玉x3枚が手元にきます.これが15回程.
終わった時には1000円の札束と100枚程の硬貨が手元にありました(笑)
1000円札は速攻でコンビニのATMで口座に入金しましたが,ATMで使えない硬貨は一旦持ち帰り.
流石に100枚もの硬貨が財布に入るわけもなく,カバンの中にあったペンケースに放り込んでの帰宅となりました(笑)
大量に払い戻しする場合は,大きめの小銭入れを持参しようと心に誓いました.それよりも,もう大量に払い戻しする機会こないことを祈りますが…
教訓
今回大量に払い戻しして得られた教訓です.
最後に説明してない教訓が増えてますが,短時間で一時的に手元に大量の現金がやってきますが,元々払っていたものが戻ってきただけで,収入でもなんでもないので,浮かれて無駄遣いしないように気を付けないといかないなという自戒も込めて書きました.
特に今回の場合は一旦払い戻しになっただけで,事態が落ち着いたり,新たな公演の開催方法が決まった暁には,改めて買いなおすだけなので…(笑)
これまで幸いにもチケットを大量に払い戻すような事態に遭遇していなかったので,今回は貴重な経験になりましたが,今後は払い戻すような事態が起きないことを切に祈るばかりです.