Gacharic Spin

ガチャピンロケスピツアー@仙台MACANA

ライブハウスの感染防止対策はしっかりしてるし,この状況下で制約あってもライブは楽しいな,と体感してきました.

ということでようやく行けた今年1発目のライブ.

昨年末からコロナ禍で延期となっていた47都道府県ツアーROCKET SPIRITS(ロケスピツアー)を再開したガールズバンドGacharic Spin(ガチャピン).

ロケスピツアーの宮城県公演である仙台MACANAでのライブに行ってきましたブログです.

ライブ概要

今回のライブの概要です.

Gacharic Spin 47都道府県TOUR
「ROCKET SPIRITS ~Restart!!念願の9/47~」

2021年3月28日(日) 仙台MACANA
 1st STAGE OPEN 14:30 / START 15:00
 2nd STAGE OPEN 17:30 / START 18:00

チケット料金:
 プレミアムチケット ¥11,000(税込) [1人1枚まで]
  20枚限定・整理番号 1番~20番/お土産付き
 通常チケット前売 ¥5,280(税込) [1人2枚まで]
 通常チケット当日 ¥6,000(税込)

席種:全自由 (整理番号順での入場)


当然ながら新型コロナウイルス感染防止対策の各種ガイドラインに沿って開催された公演であり,お客さん同士の間隔を確保するために入場者数も絞られています.

仙台MACANAのHPにも対策が記載されていますが,現状は通常キャパ250人に対して50人を上限としているようですね.

イベント開催にあたってMACANAからのお願い

1st/2ndの2部制ですが合計してもMAX100人なので,通常キャパの半分にも満たない人数しか動員できないわけです.

人数少ないので必然的に特典付きのプレミアムチケットも含めてコロナ前よりはチケット金額も少々高めの設定にはなっています.

ですがこの日のライブはSOLD OUTということで,多少の制約があれど,チケット代が多少高かろうと,それだけライブを見たい!という人がいるという証拠かなと思います(自分含め).

ライブレポ

ライブ開始前

仙台MACANAはサンモール一番町商店街の中にあるのですが,入口は建物と建物の間の路地の奥.

その路地に整列の目印が貼ってあり,整理番号1~29番が間隔を空けて並ぶ形で整列.


30番以降は商店街の通行の妨げにならないように商店街の中央に整列.

人数を制限しているからこそ密集しないように整列できるわけですが,並んでる人数見てやっぱり少ないなぁと思ってしまいちょっぴり寂しい感じも.

入場に際しては入口でスタッフの方にチケットと合わせて,みやぎお知らせコロナアプリ(MICA)の登録完了画面の確認を実施.

万一当該施設で新型コロナウイルスの感染者が発生した場合に,登録者に関連情報を迅速に展開するための仕組みらしいです.

引用元:https://www.pref.miyagi.jp/site/covid-19/miyagi-info-corona.html


その後手指の消毒をしてから受付でドリンク代を払って入場.こちらもアクリル越しにトレイを介してお金とドリンクチケットの授受を行い,直接お互いが触れないように徹底されてましたね.

入場するとフロアにはステージから間隔を空けて,1列7~8個の椅子が並んでいて,それが6列.なので,椅子の数でみると,この公演の動員数はおそらく45人といったところ.

ライブ本編

今回は運よく1st/2ndともにチケットが当選したので双方のライブについて書いていきます.

また,ガチャピンの公式Youtubeチャンネル「ガチャっとTV」でも当日の様子がUPされています.

1st

ライブ開始前にメンバーによる注意事項説明の前説.

担当は我らがリーダーのチョッパー.

本編はGSガチャではなくかなりラウドでロックなSE?というか短めの曲で幕あけ.

今までのガチャピンとはかなり趣の異なる始まりに面食らいつつ圧倒される.

「rewind」「起死回生Forever」と昨年発売のアルバム「Gold Dash」の2曲から.

3月のライブからは産休のyuriさんに代わり,サポートドラマーとしてあのLa’cryma ChristiのLEVINさんが参加するとあって,楽しみにしていたのです.

サポートとあって個人の主張は控えめに叩いているとは思いますが,やっぱり聞きなれている曲だけあって,ドラムの音の違いは1曲目からはっきりと分かって聞いてるだけでも面白かったです.

ビジュアル面だと,背格好的には小柄な方なので違和感ゼロでしたが,スティック回しであったり,要所でのスティック投げであったり,ドラマー然としたパフォーマンスは意外とガチャピンでは見てこなかったので逆に新鮮でしたね.

「the first star」,昨年発表の新曲「Dreamer」「ルラララ」と続けて,アコースティックコーナーへ.

準備の間のMCでLEVINさんからガチャピンはメンバーの役割がしっかりしてると褒められた話を紹介するチョッパー.

『引っ越し業者やファミレス店員などはめちゃくちゃうまくこなせる』と謎の自身の覗かせる.

一方でレジ打ちすらうまくできないであろうと自認にするオレオ様は謎のお客様を気持ちよく出迎えて見送る係に志願(笑)

そんなやりとりの後,なんでだろう~♪でお馴染みのテツ&トモ…ならぬハナ&トモの2人が残って,2人でこちらも新曲の「ずっと」を披露.

2人の歌とギター,控えめななんでだろう~♪の件も含めて,会場の換気だけでなくお客さんの心の換気もできたのではないかというゆるふわな時間でしたね.

他のメンバーも入れてアコースティックで,リクエストが多かったという曲「Alive」も披露.

2011年の震災直後にリリースされたミニアルバム収録のこの曲.仙台の地で震災から10年というタイミングで聞くと感慨深いものがありますね…

アコースティックからの転換中のMCでは4月4日からソロでのラジオが始まることを全身で喜びを表現しながら報告するアンジーさん.

果たしてどんなラジオになるのやら…


ここから,久々であり唐突感もある「ダンガンビート」から「超えてゆけ」「TAMASHII」「ハンティングサマー」と新旧の熱い曲が続いたブロック.

このブロックはドラムを従来編成通りはなちゃんが担当する形に.

yuriさんを迎えた第5期以降の曲ははなちゃんドラムで聞くのが初めてなのだけど,長年聞き慣れている音なので,妙にしっくりきてしまう自分.

事件(事故?)が起きたのは「TAMASHII」終わり.

微妙な間があってからチョッパーが振り返ってオレオ様に『忘れてるでしょ?』と声かけ.

何かを思い出し慌ててステージセンターに出てくるオレオ様(笑)

どうやら曲終わりオレオ様がセンターに来てお客さんを煽ってそのまま「ハンティングサマー」が始まる流れだった模様.

結局前の曲終わりからやり直す羽目に(笑)

ここで体制が変わろうが世の中の情勢が変わろうが不変のTOMO-ZOのMCコーナー.

桜の開花予想日がライブ翌日らしく,私たちを桜が出迎えてくれたと話始めたTOMO-ZOに対して

翌日咲くなら出迎えてないのではないか?


と方々から突っ込みが入る.

元々の開花予想日からズレたらしく,本来は自分たちが来たから桜が咲いたという想定だった,とぶっちゃけるTOMO-ZOさんなのでした.

メンバー紹介は先日加乳(加入)9周年を迎えたオレオ様.

前のバンドから数えて人生の半分を一緒に過ごしている腐れ縁のため,ライブ遠征先で同部屋の際も気を遣うこと一切なくすぐに服を脱ぐと紹介.

続けて新たな情報としてレコーディング時にも裸になっていると暴露.

ちょっと引き気味の会場内の空気に慌てて釈明に追われるオレオ様.

狭いところが苦手で,レコーディングブースも狭いから,その反動で服を脱いでる


ちょっと何言ってるか分からない (©富澤たけし)

と脳内で突っ込んだ人は私だけではないはず.

会場内を微妙な空気に陥れた後,ライブ終盤戦は「FRUSTRATION」「Redline」「Gold Dash」,新曲「Day’s」の4曲で締めくくり.

毎度のことながらこの終盤のセットリストの前にあのMCをぶち込めるTOMO-ZOさん半端ないっす.

ここでサポートのLEVINさんが退場して,アンコールパートとしてMC.

実はバンド15周年の節目に大きな会場でやりたい,と話していると明かすチョッパー.

ライブで段階を踏んで,大きな会場にしていく必要があるけれど,コロナ禍でその計画がずれているとは思うけど,過去に囚われる人,まだ起きてない未来に囚われる人,色々いるけど今を大事にしなきゃいけないと改めて思ったそうです.

そんなMCの後は,なんと本邦初披露の新曲を披露.

…ところがイントロ終わりくらいでギターの音が不調でやり直す事態に.

エフェクターの具合がどうやら微妙だったようで,このために買ったのにねと言われ,

サウンドハウスでポチったやつ

とボソッというTOMO-ZO(笑).

TOMO-ZOもサウンドハウスでポチったりするのね,と妙に覚える親近感(笑)

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サウンドハウス

気を取り直して新曲やった後に,最後は「Lux」で1st STAGE終了.

2nd

前説はオレオ様が担当.

「Redline」スタートで「FRUSTRATION」「デジタルフィクション」と続け,挨拶を挟んで新曲「Day’s」「the first star」と披露した前半.

デジタルフィクションがTOMO-ZOとはなちゃんのツインギターを活かしたアレンジに様変わりしていて,本当に毎度毎度留まることなく進化し続けるなぁと感心するばかり.

1st同様にここでアコースティックコーナーのため準備.

準備をしながらはなちゃんがチョッパーを指しながら

このタイミングでいうのもアレだけど…
PAさんこの人の声下げてください


曰く,声がうるさくてクリックを見失いそうになっていたのだとか…(笑)

1部の時に不安げにドラム叩いてた理由はそれかーと納得しつつ,PAさんに声下げなくていいですよーと悪戯っぽく笑いながら言うチョッパー.

仲良し同級生コンビだなーと思う一幕.
(はなちゃん的には割と迷惑してそうだけど…)

こちらのアコースティックコーナーでは1stと同じく「Alive」を披露して,LEVINさんも加えて「道化ism」も披露.

アンジーさんが加入し,はなちゃんがドラムを叩く,一瞬だけ過去存在した所謂4.9期のフォーメーションを取り入れた3月からのライブについて,4.9期を超えているという感想を目にしたのがうれしいと報告するアンジーさん.

4.9期を超えてるってことは4.9.9期?

とソフトウェアのマイナーアップデートみたいな数字の刻み方をするはなちゃん(笑)

想定外のカットインに処理しかねるステージ上の面々なのでした.

そんなやりとりの後は幻の4.9期でPV撮影をした「逆境ヒーロー」から「rewind」「永久No missionと続けてTOMO-ZOのMCコーナーへ.

LEVINさんを紹介して一言もらうだけのはずが,LEVINさんの失言?を巡り紛糾する事態に.

詳細は冒頭のライブ様子をUPしたYoutubeにもばっちり使われているのでそちらを参照.

自身のスタジオを使用しに来た他のガールズバンドを褒めていたことに対して,自分達は・・・?と追及されることに始まり,

年齢関係なくリスペクトしていると言えば,可愛い妹たちには見えてないのか?と言われ,発言に窮するLEVINさんなのでした(笑)

問題のツイート


メンバー紹介では1stに引き続きオレオ様の紹介…だったのですが,オレオ様スマホのメモ帳にあるパワーワードを紹介する件で1stを超えるスベリ具合に大変な事態となりました.

そのパワーワードが

熟れる前に売れたい



切実・・・


そんな話でこれまで以上に次の曲に入りにくくなったのでした.

終盤戦は「Lux」から「Dear」「Dreamer」と新曲2曲に「Gold Dash」からの「宝物」で締める流れ.

アンコールパート冒頭ではなちゃんがみんなでライブの空間を共有して楽しめることを何より大切にしたいと挨拶.

1st同様に新曲を(今度はトラブルなく)披露して,最後に「超えてゆけ」で締めくくり.

今後のライブ

再開したロケスピツアーを含めて現在次のライブが決定しています.

  • 2021/04/18(sun) 渋谷RUIDO K2 さよなら RUIDO K2 FINAL GIGS
  • 2021/04/29(thu) 日比谷野外大音楽堂 SHOW-YA PRODUCE『NAONのYAON 2021』
  • 2021/05/08(sat) 甲府CONVICTION 「ROCKET SPIRITS」Restart!! 念願の10/47
  • 2021/05/15(sat) 神奈川 Thunder Snake Atsugi 「ROCKET SPIRITS」Restart!! 念願の11/47
  • 2021/06/13(sun) 札幌cube garden 「ROCKET SPIRITS」Restart!! 念願の12/47
  • 2021/06/20(sun) 東京 EX THEATER ROPPONGI LIVE 2021「 Dear_____ 」

ロケスピツアーが3本決定しており,既に甲府と神奈川はSOLD OUTしています.

通常キャパに対して動員数を絞っているので今後しばらくは関東圏などのある程度集客が見込める会場ではチケット争奪戦になるのかなとは思いますが,何よりもまずはライブが定期的に開催できる状況であるだけでもありがたいところ.

そして目先の目標としてはチョッパーも言及していた通り6月20日予定されているEX THEATER ROPPONGIでのライブ.

この状況下でも大きな会場でしっかりとしたライブを見せたい,という想いで開催されるこのライブの成功が次への一歩となるはず.

詳細はまだ発表されていませんが,まずはこのライブに向けて今の状況でできることをやるのみ.

ではでは.

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